特許
J-GLOBAL ID:200903085349906180

集塵風量の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小杉 佳男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-384088
公開番号(公開出願番号):特開2003-185356
出願日: 2001年12月18日
公開日(公表日): 2003年07月03日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、発塵箇所が複数あっても、一基若しくは少数基の集塵機で、従来より効率良く、且つ安価に集塵可能な集塵風量の制御方法を提供することを目的としている。【解決手段】発塵個所毎に設けたフードと、集塵機と、集塵機のガス入口側に設けた本管ダクトと、本管ダクトからの支管ダクトと、本管及び支管ダクトのダンパとで形成した集塵装置を運転するに際し、仮定した集塵機のガス入口風量のもとで各ダクトの圧力損失を計算し、全体の圧力損失からガス入口圧力を計算し、該ガス入口圧力の計算値と実測値とを比較し、それらが不一致なら、ガス入口風量の仮定値を変化させて計算を繰り返して、一致するガス入口風量と、各フードでの集塵風量とを計算する第1ステップ、各フードでの集塵風量が発塵個所の必要風量を上回るように、ダンパ開度等を調整する第2ステップを順次繰り返して実行する。
請求項(抜粋):
複数の発塵個所毎に設けられ、含塵ガスの吸引口となる複数の集塵フードと、該含塵ガスを吸引するファンを備えた集塵機と、該集塵機のガス入口側に設けられ、前記含塵ガスを集塵機に導く本管ダクトと、該本管ダクトから分岐し、前記集塵フードに繋がる複数の支管ダクトと、これら本管及び支管ダクトに設けられた複数のダンパとで形成した集塵装置を用い、前記発塵個所からの含塵ガスを吸引して集塵するに際し、仮に設定した集塵機ガス入口の風量(Qr)のもとで予め知られている各ダクト及びダンパの流量特性に基づき各ダクトにおける圧力損失Δpiを計算すると共に、本管ダクト全体の圧力損失(ΣΔPi)を集塵機ガス入口の圧力の計算値とし、該集塵機ガス入口の圧力の計算値と実測値(Ps)とを比較し、それらが一致しない場合には、集塵機ガス入口の風量の前記仮り設定値(Qr)を変化させて繰り返し計算を行い、その計算値と実測値とが一致する集塵機ガス入口の風量と、各集塵フードでの集塵風量を計算する第1ステップ、前記各集塵フードでの集塵風量が予め定めてある各発塵個所の必要風量を上回るように、ダンパ開度及び/又は集塵機のファン回転数を調整する第2ステップを順次繰り返して実行することを特徴とする集塵風量の制御方法。
IPC (2件):
F27D 17/00 105 ,  B01D 46/44
FI (2件):
F27D 17/00 105 Z ,  B01D 46/44
Fターム (10件):
4D058JA04 ,  4D058NA01 ,  4D058QA01 ,  4D058QA03 ,  4D058QA13 ,  4D058QA19 ,  4D058QA21 ,  4D058SA20 ,  4K056DB11 ,  4K056FA08

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