特許
J-GLOBAL ID:200903085352948919

冷凍機の運転制御装置及び運転制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-197042
公開番号(公開出願番号):特開平7-055275
出願日: 1993年08月09日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 リニアモータカー等の超電導磁石を臨界温度以下に冷却保持する液体ヘリウムを貯溜する液体ヘリウムタンクTh内の蒸発ヘリウムガスをJ-T冷凍機31の冷媒回路に取り込んで圧縮機4,8で圧縮した後、J-T弁38で膨張させて冷却液化し、タンクTh内に戻すようにした冷凍機Rに対し、冷凍機Rのヘリウムガス流量を0にして超電導磁石の励消磁を行う場合、その後にヘリウムガス流量を通常流量に戻すときの液体ヘリウムタンクThの再度の内圧上昇を抑制する。【構成】 圧縮機4,8からタンクThに至るヘリウムガス流量を調整する冷媒流量調整機構19を設け、超電導磁石の励消磁を行うとき、その実行中は、圧縮機4,8からタンクThに至るヘリウムガス流量を0にするが、励消磁の終了後にヘリウムガス流量を通常流量に戻すときには、一旦、通常流量よりも少ない設定流量に切り換えた後に戻す。
請求項(抜粋):
リニアモータカーの超電導磁石を臨界温度以下に冷却保持する液冷媒を貯溜する冷媒タンク(Th)内に、圧縮機(4),(8)及び膨張手段(38)を有する冷媒回路の一部が開放され、冷媒タンク(Th)内で蒸発したガス冷媒を冷媒回路に吸入して圧縮機(4),(8)で圧縮した後に膨張手段(38)で膨張させ、その膨張による温度降下により液冷媒を生成して冷媒タンク(Th)内に戻すようにしたリニアモータカー用冷凍機において、上記圧縮機(4),(8)から冷媒タンク(Th)に至る冷媒流量を調整する冷媒流量調整手段(19)と、上記超電導磁石の励消磁を行うことを検出する励消磁運転検出手段(53)と、上記検出手段(53)の出力信号を受け、超電導磁石の励消磁中は、冷媒タンク(Th)に至る冷媒流量を通常流量から0に切り換え、励消磁の終了後は、冷媒流量を通常流量よりも少ない設定流量に切り換えた後に通常流量に戻すように上記冷媒流量調整手段(19)を制御する制御手段(54)とを設けたことを特徴とするリニアモータカー用冷凍機の運転制御装置。
IPC (2件):
F25B 9/02 ZAA ,  H01L 39/04 ZAA

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