特許
J-GLOBAL ID:200903085353565266

油膜検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-354640
公開番号(公開出願番号):特開2001-165850
出願日: 1999年12月14日
公開日(公表日): 2001年06月22日
要約:
【要約】【課題】従来の偏光解析法による油膜検知装置は、水面の波立ちの影響を受けにくく、目視と同等の感度で油膜を検知できるが、浄水場の取水監視など少量の油の混入が問題になる場合には、取水口へ流入する初期段階の微量の薄い油膜の検知が必要で、感度が不足している。本発明はこの問題を解決して従来よりも薄い油膜を検知できる高感度な油膜検知装置を提供することにある。【解決手段】油膜の浮遊する水面に、斜め照射の光ビーム投光手段と、この水面からの反射光を再び水面に反射する反射ミラーと、水面からの再反射光を受光してP偏光成分とS偏光成分の光量を測定する受光手段と、偏光比に基づき水面上の油膜を検知する信号処理手段とを備えることにより感度を向上できる。
請求項(抜粋):
油膜の浮遊する水面に斜め方向から入射する光の入射光軸が水面と交わる点に立てた水面の法線および入射光軸を含む平面に平行な偏光成分(以下、P偏光成分と記す)と、前記平面に垂直な偏光成分(以下、S偏光成分と記す)との両方の成分を含む光ビームを照射する投光手段と、前記水面からの反射光を再び水面に反射する反射ミラーと、水面から再反射された光を受光してそのP偏光成分の光量とS偏光成分の光量を測定する受光手段と、これらP偏光成分とS偏光成分の光量比(偏光比)に基づき水面上の油膜を検知する信号処理手段とを備えることを特徴とする油膜検知装置。
Fターム (10件):
2G059BB04 ,  2G059BB10 ,  2G059CC14 ,  2G059EE02 ,  2G059GG01 ,  2G059GG04 ,  2G059JJ13 ,  2G059JJ19 ,  2G059JJ22 ,  2G059KK01

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