特許
J-GLOBAL ID:200903085355997783

中芯発泡多層シートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 出田 晴雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-237207
公開番号(公開出願番号):特開平5-050485
出願日: 1991年08月23日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 発泡層を含有する多層シートであって、発泡層の泡が潰れにくい外にシートの表面が平滑で接着性に富む多層シートを製造する。【構成】 a層に結晶性ポリプロピレン(A)[融点144°C;MFR(230 °C)1. 8g/10min ]を、その両側にc層として変性ポリプロピレン系重合体(C)[融点160°C;MFR(230 °C)2.0g/10min ]を、更にその両外側にb層としてポリアミド系樹脂[融点225°C;熱変形温度182°C]を各別の押出機から共押出して5層のマルチマニホールド型のTダイに通じ、層構成b//c//a//c//bで、中芯発泡多層シート(総括厚み3.4mm)を作成した。なお、a層の成形においては押出機のベント部分からCO2 を圧力35kgf/cm2 で圧入しながらa層を4. 5倍に発泡させた。【効果】 得られた中芯発泡多層シートは表面平滑性「◎」で、各層間の接着性も「◎」であり、総合評価「良好」であった。
請求項(抜粋):
ポリオレフィン系樹脂(A)、ポリアミド系樹脂(B)及び改質ポリオレフィン系樹脂(C)をb//c//a//c//bの層構成(ここで、aはA主体、bはB主体、cはC主体で構成された層を表す)で共押出してシート化する工程でポリオレフィン系樹脂を押出す押出機のバレル部からガス又は揮発性の高い液体を樹脂中に装入してA層を発泡状態で押出し、次いで押出された多層発泡シートの両面を抑えながら冷却することを特徴とした中芯発泡多層シートの製造方法。
IPC (11件):
B29C 47/04 ,  B29C 67/22 ,  B32B 5/18 ,  B32B 27/00 ,  B32B 27/32 ,  B32B 27/34 ,  B29K 23:00 ,  B29K 77:00 ,  B29K105:04 ,  B29L 7:00 ,  B29L 9:00

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