特許
J-GLOBAL ID:200903085357625034
排ガス伝熱部材用フェライト系ステンレス鋼及び製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-185432
公開番号(公開出願番号):特開平10-008218
出願日: 1996年06月26日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【目的】 排ガス伝熱部材として好適なフェライト系ステンレス鋼を得る。【構成】 このフェライト系ステンレス鋼は、Cr:10〜18%,Nb:0.2〜1.0%,Si:1%以下,Mn:0.1〜1%,Cu:0.1〜0.4%,P:0.04〜0.15%を含み、X=Nb-7×(C+N)-P-0.15で定義されるX値が0以上であり、残部が実質的にFeからなる組成をもち、素地鋼に比較して2倍以上の割合でMnが濃縮された表層酸化物層をもつ。このフェライト系ステンレス鋼は、V含有量を0.1%以下に規制することが好ましい。この組成をもつ鋼板又は鋼管に酸素濃度10体積%以下の雰囲気中で900〜1100°Cに加熱する焼鈍を施すとき、加工性及び耐酸化性が改善される。焼鈍された鋼板又は鋼管は、酸洗,研磨等の後処理を施すことなく製品とされる。【効果】 耐粒界腐食性,高周波造管性及び高温強度特性に加え、耐硫酸性及び高温酸化特性も優れている。
請求項(抜粋):
Cr:10〜18重量%,Nb:0.2〜1.0重量%,Si:1重量%以下,Mn:0.1〜1重量%,Cu:0.1〜0.4重量%,P:0.04〜0.15重量%を含み、X=Nb-7×(C+N)-P-0.15で定義されるX値が0以上であり、残部が実質的にFeからなる組成をもち、素地鋼に比較して2倍以上の割合でMnが濃縮された表層酸化物層をもつ排ガス伝熱部材用フェライト系ステンレス鋼。
IPC (5件):
C22C 38/00 302
, C21D 6/00 102
, C21D 9/08
, C21D 9/50 101
, C22C 38/26
FI (5件):
C22C 38/00 302 Z
, C21D 6/00 102 E
, C21D 9/08 F
, C21D 9/50 101 A
, C22C 38/26
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