高透過性複合逆浸透膜及びその製造方法

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：池内寛幸 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-351219
公開番号（公開出願番号）：特開2000-237560
出願日： 1999年12月10日
公開日（公表日）： 2000年09月05日
要約：

【要約】【課題】操作圧力が低い水道水レベルの操作圧力下で運転した場合にも、有機物質が除去でき、且つ経済的な透過水量を併せ有し、高回収率化でも不溶成分が析出しにくい複合逆浸透膜を提供する。【解決手段】下記式(化1)で表される側鎖アミノ基を有するポリビニルアルコール系アミン化合物を含有する水溶液を、微多孔性支持体としてのポリスルホン系限外ろ過膜に塗布し、次にトリメシン酸クロライドを含む溶液を塗布して界面重縮合させ、複合逆浸透膜を得る。この複合逆浸透膜は、操作圧力5kg/cm2,温度25°Cにて塩化ナトリウム500mg/lを含有するpH6.5の水溶液で評価したときに、透過流束が1.5m3/m2・d以上、塩の阻止率が80%以下となる。【化1】

請求項（抜粋）：

薄膜とこれを支持する微多孔性支持体とからなる複合逆浸透膜において、前記薄膜が、(a) 少なくとも2個の1級および2級の側鎖アミノ基を有するポリビニルアルコール系アミン化合物から選ばれる少なくとも1種を含むアミン成分と、(b) 前記のアミノ基と反応しうる基を少なくとも2個以上有する本質的に単量体の化合物の群から選ばれる少なくとも1種を含む成分とから形成されていることを特徴とする高透過性複合逆浸透膜。

IPC (7件)：

B01D 69/12 , B01D 61/02 , B01D 71/38 , B01D 71/82 510 , C02F 1/44 ZAB , C08F 8/00 , C08G 69/00

FI (7件)：

B01D 69/12 , B01D 61/02 , B01D 71/38 , B01D 71/82 510 , C02F 1/44 ZAB F , C08F 8/00 , C08G 69/00

Fターム (73件)：

4D006GA03 , 4D006GA06 , 4D006KE03R , 4D006KE06R , 4D006KE15R , 4D006KE16R , 4D006MA06 , 4D006MA09 , 4D006MA22 , 4D006MA25 , 4D006MB02 , 4D006MB20 , 4D006MC32 , 4D006MC60 , 4D006MC62X , 4D006MC72 , 4D006MC78 , 4D006NA41 , 4D006PB06 , 4D006PB70 , 4D006PC11 , 4D006PC51 , 4J001DA01 , 4J001DA10 , 4J001DB04 , 4J001DB09 , 4J001DC14 , 4J001DD05 , 4J001DD08 , 4J001EB07 , 4J001EB08 , 4J001EB14 , 4J001EB26 , 4J001EB36 , 4J001EB37 , 4J001EB46 , 4J001EB55 , 4J001EB67 , 4J001EC05 , 4J001EC06 , 4J001EC14 , 4J001EC25 , 4J001EC29 , 4J001EC44 , 4J001EC45 , 4J001EC46 , 4J001EC77 , 4J001EC81 , 4J001FA01 , 4J001FB03 , 4J001FC03 , 4J001FC05 , 4J001GA16 , 4J001JA20 , 4J001JB31 , 4J001JC03 , 4J100AD02R , 4J100AE09P , 4J100AG04Q , 4J100BA29P , 4J100BA35H , 4J100BA57H , 4J100BC02H , 4J100BC03H , 4J100BC04H , 4J100BC43H , 4J100BC43P , 4J100BC49H , 4J100BC53H , 4J100CA05 , 4J100HA61 , 4J100HC28 , 4J100JA00

引用特許：

審査官引用 (1件)

複合逆浸透膜
公報種別：公開公報出願番号：特願平10-139309 出願人：株式会社クラレ

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