特許
J-GLOBAL ID:200903085371939742
力平衡を付与されたピンを備えたEGRバルブ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
本田 崇
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-529951
公開番号(公開出願番号):特表平10-500465
出願日: 1995年05月08日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】電気作動式のEGRバルブ(10)が、バルブを開閉するためのピン(24)を有している。このピンは、直動アクチュエータ(12)によって作動させられ、これによりバルブの出口に接続された2つのポート(68,70)が開閉される。このピンは、円錐台形状の面(62)を有しており、この面は、前記2つのポートと整合する。EGRバルブへの流入路は、直動アクチュエータの運動方向で見て、ピンの両側に流体が流れるように接続されている。電気作動式の直動アクチュエータ(12)が、前記ポートをさらに開放するかまたはさらに閉鎖するためにピンを移動させようとするときに、ピンに圧力平衡が付与されるので、アクチュエータの寸法を増大させることなく、このピンの応答性が改善される。
請求項(抜粋):
排ガス再循環(EGR)装置を備えた内燃機関であって、内燃機関の排ガスの一部が、電気的に制御されるEGRバルブによって制御されて再循環させられて、内燃機関に対する新しい空気・燃料チャージに内燃機関の排ガスが調量されるようになっており、前記EGRバルブのハウジングに排ガス入口と排ガス出口とが設けられていて、排ガス入口に内燃機関の排ガスが接続されており、排ガス出口を介して、内燃機関の排ガスがEGRバルブから流出して、新しい空気・燃料チャージに調量されるようになっており、さらにハウジングに前記排ガス入口と前記排ガス出口との間でハウジングを貫いて延びる通路が設けられていて、該通路内でハウジングにピンが配置されており、該ピンが、電気式の直動アクチュエータによってハウジング内で選択的に直線的に位置決め可能であり、該直動アクチュエータが、該直動アクチュエータに送信された制御信号に応じて前記ピンを閉鎖位置から開放位置へ直線的に位置決めするようになっており、前記ピンの軸線方向の両端部の内の一方の端部から前記直動アクチュエータにまで軸が延びており、前記ピンの他方の端部が、前記通路を介して前記排ガス入口と連通している形式のものにおいて、 前記ピンに少なくともある程度の圧力平衡が付与されるように前記ハウジングと前記ピンとが配置構成されており、前記ハウジングが、少なくともある程度の圧力平衡を得るために、前記排ガス入口を前記ピンの前記一方の端部に連通させるための手段を有しており、前記ハウジングが、前記ピンの、軸方向で見て前記両端部の間に位置する中間の部分で、前記通路内に配置された内部のバルブシート部を有していて、該バルブシート部が、前記ピンの、軸方向で見て前記両端部の間に位置する中間の部分と協働するようになっており、前記バルブシート部に対して相対的な前記ピンの選択的な位置決めにより前記排ガス入口から前記排ガス出口への排ガスの流れが選択的に制限されるように、前記バルブシート部と前記ピンの前記中間の部分とが配置構成されていることを特徴とする、内燃機関。
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