特許
J-GLOBAL ID:200903085372337460

抗ウイルス剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 雅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-343127
公開番号(公開出願番号):特開平5-255089
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 下記一般式〔式中、R1は(置換)アルキルなど、R2,R3,R4は水素、アミノ、アシルアミノなど、mは0又は自然数、nは自然数、Aは窒素又はメチレンを示す〕で表される、フェニルピペラジン誘導体、フェニルピペリジン誘導体、フェニルピロリジン誘導体、フェニルテトラヒドロイミダゾール誘導体、フェニルホモピペラジン誘導体、フェニルアジリジン誘導体、フェニルアゼチジン誘導体、フェニルジアゼチジン誘導体あるいはフェニルペルヒドロアゼピン誘導体を主成分とするウイルス感染予防、治療剤。【効果】 上記の化合物は、従来の抗ウイルス物質よりも広範囲な作用スペクトルを有し、しかも強力である。さらに、既存の抗ウイルス剤とは異なった化学構造を有しているので、既存の抗ウイルス剤に耐性を示すウイルスによる感染症にも有効である。
請求項(抜粋):
【化1】(式中、R1 は置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアシル、置換されていてもよいアリールスルホニル、置換されていてもよいアルキルスルホニル、置換されていてもよいフェニル、置換されていてもよいヘテロ環を意味し、R2 、R3 、R4 は同時にまたは別々に、水素、アミノ、置換されていてもよいアルキルアミノ、アシルアミノ、置換されていてもよいアルキル、ヒドロキシ、置換されていてもよいアルキルオキシ、ハロゲノ、カルボキシ、置換されていてもよいアルキルカルボニル、置換されていてもよいアルコキシカルボニル、置換されていてもよいアリールオキシカルボニル、置換されていてもよいカルバモイル、ニトロ、シアノ、チオール、置換されていてもよいアルキルチオ、置換されていてもよいフェニル、置換されていてもよいヘテロ環を意味し、Aは窒素またはメチレンを意味し、mは0または自然数を意味し、nは自然数を意味する。置換されていてもよいとは例えばアミノ、ホルミル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、チオール、アルキルチオ、アリールチオ、アシル、カルバモイル、アルキルシリル、アリールシリル、アルキルオキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルフィニル、アリールスルフィニル、また、リン酸、ホスホン酸、ホスフィン酸、ホスフェン酸、硫酸、スルフィン酸、スルフェン酸、ホウ酸及びこれらの酸のエステル等にて置換されていることを意味し、ヘテロ環とは例えば、ベンゼン環と縮合、または相互に縮合していてもよいピリジン、ピペリジン、ピラジン、ピペラジン、ピロール、ピロリジン、オキサゾール、イミダゾール、モルホリン、ジアゾール、トリアゾール、テトラゾール、チアゾール、チアジアゾール等を意味する。)にて示される化合物及びそれらの塩を主成分とする抗ウイルス剤。
IPC (12件):
A61K 31/495 ADY ,  A61K 31/35 ,  A61K 31/40 ,  A61K 31/47 ,  A61K 31/52 ,  C07D295/16 ,  C07D295/18 ,  C07D295/22 ,  C07D311/30 ,  C07D473/02 ,  C07D207/26 ,  C07D215/56

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