特許
J-GLOBAL ID:200903085377795629

ダイバー用時計の安全弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-040758
公開番号(公開出願番号):特開平6-027254
出願日: 1993年02月05日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 高圧下においては内部を密封状態に保つことができ、低圧下では内部の空気を逃がすことができる弁を提供する。【構成】時計ケース用のこの弁(1)は、ヘッド(3)と、ヘッドをねじ付けることができる管(4)とを有している。ヘッドに形成されているコア(5)に固定されたステム(8)に戻しばね(7)が巻かれており、このばねは一方でヘッドの底に当接し、他方でリング(14)及び第1パッキン(6)を介して管の底部(13)に当接している。第2パッキン(18)がヘッドの下側に管と一直線に並べて取り付けられている。ヘッドがねじ付けられた時、第2パッキン(18)が圧縮されて、弁が不作動状態になると同時に、完全に密封される。ヘッドのねじを緩めた時、ケース内の流体圧力が外側に働く流体圧力よりも高い場合には第1パッキン(6)がばね(7)の戻し力に逆らって上昇することができる。
請求項(抜粋):
スカートとステムを挿入する中央コアとを設けた中空ヘッドと、ヘッドを取り付ける管と、ヘッドが「外」位置または「内」位置を取ることができるようにする手段とを有しており、管は時計ケースに取り付けられるように設計され、その底部をステムが貫通しており、またコア及びステムにコイル戻しばねが巻かれて、そのばねの第1端部がヘッドの底に当接し、第2端部がリングに当接して、そのリングによって前記管の底部に配置された第1パッキンが圧縮されるようになっており、また第2パッキンがヘッドの底に管と一直線に並べて配置されて、ヘッドが「内」位置にある際、前記第2パッキンが管に押し付けられて、弁が不作動状態となって完全に密封状態となり、ヘッドが「外」位置にある際、ケース内の流体圧力が外側の流体圧力よりも高いと前記第1パッキンがばねの戻し力に逆らって上昇することによって、ケースを破損させる可能性がある過大な圧力を逃がすことができるようにしたことを特徴とする安全弁。
IPC (2件):
G04B 37/18 ,  G04B 43/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-189132

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