特許
J-GLOBAL ID:200903085383393800

溶鋼の脱硫脱窒方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-108418
公開番号(公開出願番号):特開平6-322431
出願日: 1993年05月10日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】減圧下において脱硫剤や脱窒剤等の精錬剤粉体を溶鋼に十分侵入させ得る脱硫脱窒処理方法を提供する。【構成】(1) 減圧下溶鋼精錬において、アルカリ金属およびアルカリ土類金属からなる群の酸化物および炭酸塩の1種もしくは2種以上の合計で50%以上、アルカリ金属およびアルカリ土類金属からなる群のフッ化物および塩化物の1種もしくは2種以上の合計で1〜30%、ならびに酸素と親和力の強い金属および合金からなる群の1種もしくは2種以上の合計で1〜20%を含有し、その粒径が10〜200 μm の脱硫脱窒剤粉体を、供給速度は 0.1〜1kg/min・トンで、上吹ランスから溶鋼表面へ吹付ける溶鋼の脱硫脱窒方法。(2) 取鍋全体を真空雰囲気にする装置を用いる減圧下溶鋼精錬において、上記(1) のランスと溶鋼表面との距離を 0.5〜2m とする上記(1) の溶鋼の脱硫脱窒方法。【効果】脱硫速度を低下させることなく、〔N〕、〔S〕がともに10ppm 以下の極低硫、低窒素鋼を容易に得ることができる。
請求項(抜粋):
減圧下における溶鋼の精錬において、アルカリ金属およびアルカリ土類金属からなる群の酸化物および炭酸塩の1種もしくは2種以上の合計で50重量%以上、アルカリ金属およびアルカリ土類金属からなる群のフッ化物および塩化物の1種もしくは2種以上の合計で1〜30重量%、ならびに酸素と親和力の強い金属および合金からなる群の1種もしくは2種以上の合計で1〜20重量%を含有し、その粒径が10〜200 μm の脱硫脱窒剤粉体を、供給速度は 0.1〜1kg/min・トンの範囲内で、キャリアガスにより上吹ランスから溶鋼表面へ吹き付けることを特徴とする溶鋼の脱硫脱窒方法。
IPC (3件):
C21C 7/10 ,  C21C 7/00 ,  C21C 7/072
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-281807
  • 特開昭62-164816
  • 溶鋼の脱硫脱窒方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-230448   出願人:住友金属工業株式会社

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