特許
J-GLOBAL ID:200903085386678716

直交復調器における微分および乗算ベースのタイミング回復

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉武 賢次 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-619887
公開番号(公開出願番号):特表2003-500931
出願日: 2000年04月26日
公開日(公表日): 2003年01月07日
要約:
【要約】直交復調器における微分と乗算ベースのタイミング回復である。直交変調された信号が受信されると、この受信された変調信号をローカル発振器の信号と直交ミキシングすることによって復調する。ダウン変換された同相信号と直交信号がサンプリングされる。これらのサンプリングされた信号は差分式に検出されて、直交変調された信号が運搬するシンボルから二進数を発生させる。サンプリングは、ダウン変換された同相信号と直交信号から引き出されたシンボル・タイミング回復信号によって制御される。さらに、ダウン変換された同相信号と直交信号はそれぞれが時間に対して微分され、これらの微分された信号に対してそれぞれ直交信号と同相信号で乗算し、乗算された信号を過大に原差して、差信号を発生する。この差信号は、サンプリングのタイミングを制御するクロック信号がこの差信号にロックされて、シンボル・タイミング回復を制御する。
請求項(抜粋):
直交変調済み信号(s(t))を復調する方法であって、前記方法が: 前記直交変調済み信号をローカル発振器信号で直交ミキシングして、同相信号(I)および直交信号(Q)を生成するステップと、ここで前記同相信号(I)と前記直交信号(Q)が前記直交変調済み信号のダウン変換されたベースバンド・バージョンであり; 前記同相信号(I)および前記直交信号(Q)をサンプリングして、同相信号サンプル(I(k))および直交信号サンプル(Q(k))をそれぞれ生成するステップと、ここで前記サンプリングが、前記直交変調済み信号(s(t))中に運搬されたシンボルのシンボルレートにロックすることによって前記同相信号(I)および前記直交信号(Q)から生成されたシンボル・タイミング回復信号(ST)によって制御され; 前記同相信号サンプル(I(k))および前記直交信号サンプル(Q(k))を差分式に検出して、前記シンボルから二進数を発生するステップと; 前記同相信号(I)および前記直交信号(Q)を時間に対して微分して、それぞれ第1および第2の微分済み信号を生成するステップと; 前記第1の微分済み信号に前記直交信号(Q)を乗算して第1の補助信号(A)を生成し、かつ前記第2の微分済み信号に前記同相信号(I)を乗算して第2の補助信号(B)を生成するステップと; 前記第1および第2の補助信号(A、B)をそれぞれから減算して差信号(A-B)を形成するステップを含んでなり、前記差信号(A-B)が前記ロッキングを制御する、方法。
Fターム (5件):
5K004AA05 ,  5K004FA05 ,  5K004FG00 ,  5K004FH06 ,  5K004FH08

前のページに戻る