特許
J-GLOBAL ID:200903085387841475

車両の変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-075164
公開番号(公開出願番号):特開平8-270773
出願日: 1995年03月31日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】自動シフトモードでの車両走行中において、シフトレバーの所定操作を行ったときに、シフトレバーが指示する変速段を優先して手動変速を実行する構成により、変速タイミングの遅れを防止することを目的とする。【構成】ステップ12にて、手動・自動切換スイッチ5がONではないと判定された後のステップ13においては、アクセル開度が0であるか否かを判定し、アクセル開度が0であれば、ステップ17に進んで、シフトレバー4AがH位置以外(シフトレバー位置がシフトアップ、シフトダウン及びニュートラル位置の何れかにあるとき)であるか否かを判定する。シフトレバー4AがH位置以外であれば、ステップ15及び16に進み、シフトレバー4Aの指示に従って現在のギヤ段から指示段へと変速制御を実行する。
請求項(抜粋):
車両用エンジンの出力部に設けられたクラッチ機構と、クラッチペダルの作動に応じて前記クラッチ機構を断接駆動すると共に、電気信号に応じて作動して該クラッチ機構を断接駆動するクラッチ駆動手段と、前記クラッチ機構を介してエンジンから入力される駆動トルクによる回転速度を複数の変速段で変速するギヤ機構を備えた変速機と、電気信号に応じて作動して該変速機のギヤ機構の噛合状態を切り換えながら、該変速段を所要の状態にシフトするギヤシフト手段と、前記変速段を手動でシフトする手動シフトモードと、該変速段を自動的にシフトする自動シフトモードとを選択的に切り換えるための手動・自動選択操作手段と、前記変速段をシフトレバーにより手動シフトするための操作を行う操作手段であって、該操作に応じた信号を出力するシフト操作手段と、車両のアクセル状態を指令するアクセル指令手段と、車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、前記手動・自動選択操作手段、シフト操作手段及び走行状態検出手段からの信号に基づいて、前記クラッチ駆動手段及びギヤシフト手段に指令信号を出力してその作動を制御する制御手段と、を含んで構成され、前記制御手段は、前記手動シフトモードが選択されたときと、自動シフトモードが選択された自動変速制御時に、アクセル開度が0かつ前記シフトレバー位置がシフトアップ、シフトダウン及びニュートラル位置の何れかにあるときに、前記アクセル指令手段及びシフト操作手段からの信号に応じて前記ギヤシフト手段へ指令信号を出力して、遠隔操作による手動変速制御を行う手動変速用遠隔操作制御部と、前記自動シフトモードが選択されると、前記走行状態検出手段からの検出信号に応じて前記クラッチ駆動手段及びギヤシフト手段へ指令信号を出力して、クラッチ遮断動作とギヤシフト動作とクラッチ接合動作とを制御することにより自動変速制御を行う自動変速用遠隔操作制御部と、を備えたことを特徴とする車両の変速装置。
IPC (5件):
F16H 61/02 ,  F16H 61/28 ,  F16H 59:02 ,  F16H 59:18 ,  F16H 59:44
FI (2件):
F16H 61/02 ,  F16H 61/28
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-290665
  • 特開平4-290665

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