特許
J-GLOBAL ID:200903085388559285

クロックタイミング自動調整方法およびクロックタイミング自動調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-238675
公開番号(公開出願番号):特開平8-102729
出願日: 1994年10月03日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】データ送信装置とデータ受信装置間で、データとそれと同期をとるためのクロックとがデータの受信装置に送信される場合に、そのクロックタイミング調整する方法において、その間で生ずるタイミングのずれを自動的に調整し、データの観測装置や表示装置および調整にかかる手間を不要にして、しかも、新たなケーブルやタイミング回路を必要としないようにする。【構成】テストデータを送信して、データ受信装置側では、クロックの遅延時間を様々に変化させて、そのタイミングで取り込まれたデータをメモリに格納する。そして、そのデータを読みだしてテストデータとのマッチングをおこない、遅延時間ごとの誤りを検出し、誤り率の低いクロックの遅延時間を最適のクロック遅延時間として、以降のデータの取り込みの際に採用する。
請求項(抜粋):
データとクロックとを繰り返し送信することのできるデータ送信装置と、そのデータを受信するデータ受信装置との間で、前記データを前記クロックに同期させて転送する場合のクロックタイミング自動調整方法において、前記データ受信装置は、データを遅延させる遅延手段と、前記クロックを遅延させる遅延時間を複数を有するクロックを遅延させる遅延手段と、そのクロックを遅延させる遅延手段のクロックの遅延時間を選択する手段と、メモリと、前記クロックの立上りまたは立下がりにて、前記データを取り込み前記メモリに格納する手段と、前記メモリからデータを読みだす手段と、データを処理し、演算する手段と、前記クロックの遅延時間を選択する手段に対して、クロックの遅延時間を固定する手段とを備え、(1)前記データを遅延させる遅延手段により、データを遅延させる手順、(2)前記クロックを遅延させる遅延手段により、クロックを遅延させる手順、(3)前記データを取り込み前記メモリに格納する手段が、前記クロックの立上りまたは立下がりにて、前記メモリにデータを格納する手順、(4)前記メモリからデータを読みだす手段が、前記メモリに格納されたデータを読み出す手順、(5)前記データを処理し、演算する手段が、前記読みだされたデータと送信されたデータをマッチングさせ、誤りを検出する手順、(6)前記データを処理し、演算する手段により、前記クロックが遅延された遅延時間ごとに、誤り率を算出する手順、(7)前記クロックの遅延時間を選択する手段に対して、クロックの遅延時間を固定する手段が、前記誤り率の低い部分の遅延時間に、クロックが遅延されるようにクロックの遅延時間を設定する手順とを有し、前記(1)、(2)の後に(3)をおこなう手順を(L)としたときに、前記クロックの遅延時間を異ならせて、この(L)の手順を複数回おこなって、その後に、前記(4)ないし(7)の手順をこの順におこなうことを特徴とするクロックタイミング自動調整方法。
IPC (3件):
H04L 7/00 ,  H03K 5/14 ,  H04L 25/40

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