特許
J-GLOBAL ID:200903085392700553

ステップモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-098320
公開番号(公開出願番号):特開平8-256465
出願日: 1984年01月30日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】【課題】 永久磁石を備えるステップモータに対し、効率的にディテントルクを向上させることを目的とする。【解決手段】 ハウジング内に筒状の永久磁石における軸方向中心部のみに複数個対向する突起状の補助突起を設け、この補助突起間にディテントルクを発生する磁気回路を形成するようにした。
請求項(抜粋):
(1)外周面にN極とS極とが交互に着磁されて成る筒状の永久磁石(5)を持ったロータ(4)と、このロータ(4)を自身の内部に回転自在に保持するハウジング(1,2)と、このハウジング(1,2)の内周壁と前記ロータ(4)の外周との間に設けられ、前記ロータ(4)の外周面の永久磁石(5)のN極又はS極に対し一定の空隙(14)を介して対抗配置された多数の磁極歯(21,22,23,24)を持つステータコア(15,15’)と、このステータコア(15,15’)内に巻装され、前記磁極歯(21,22,23,24)を磁化させて前記ロータ(4)をステップ状に駆動する励磁コイル(17,1’)とを備え、かつ、前記ステータコア(15,15’)の磁極歯(21,22,23,24)は前記ロータ(4)の永久磁石(5)の外周囲に第1列と第2列との2列に分かれて前記ロータ(4)を取り巻くように円周方向に配置されており、前記ステータコア(15,15’)の第1列を構成する前記磁極歯(21,22)と第2列を構成する前記磁極歯(23,24)は、前記ロータ(4)の円周方向の位置が相互に所定量ずれて配列されており、更に前記ハウジング(1,2)内に、前記筒状の永久磁石(5)における軸方向中心部にのみ複数個対向するようにして、磁性材料からなる突起状の補助突起(101)が配設されて、前記励磁コイル(17,1’)の非励磁時において、当該永久磁石(5)からの磁束を受ける前記補助突起(101)の間には、ディテントトルクを発生する磁気回路が形成されることを特徴とするステップモータ。
IPC (2件):
H02K 37/14 535 ,  H02K 37/14
FI (2件):
H02K 37/14 535 C ,  H02K 37/14 535 B

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