特許
J-GLOBAL ID:200903085397507999

原子炉、その格納容器受動的冷却装置、並びに放射線漏洩減少方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-067331
公開番号(公開出願番号):特開平5-087967
出願日: 1992年03月25日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【目的】 受動的冷却を行う原子炉において、この受動的冷却に必要とされる空気流を阻害することなく、漏洩放射線量レベルを減少する方法及び装置を提供する。【構成】 放射性物質を含むガスは貫通室24から取り入れられて、格納容器構造10と遮蔽構造12との間の通路20に送られる前に、フィルタ46を通される。通路20内には、排出エアフォイル部15、40により低圧力領域が形成される。この低圧力領域の作用によりガスを貫通室24から吸引する。
請求項(抜粋):
遮蔽構造、該遮蔽構造内の格納容器構造、及び通路を有する原子炉で前記格納容器構造を冷却するために使用すべく、前記通路において、冷却ガスが、1つ又は複数の開口を介し前記原子炉の前記遮蔽構造の上部部分に取り込まれ、前記格納容器構造の外側で、前記遮蔽構造内に設けられている円筒状のバッフルの外面に沿い下方向に流され、次いで該バッフルの底部の周囲を通り、しかる後、前記格納容器構造と前記バッフルとの間を上向きに、前記遮蔽構造に設けられている熱気排出ポートへと流れる、格納容器受動的冷却装置において、入口端及び出口端を有すると共に、前記格納容器構造と前記遮蔽構造との間で前記受動的冷却装置の下側に配設されている貫通室を、前記格納容器構造と前記バッフルとの間に位置する前記通路内の箇所に接続する、ダクトと、該ダクトを通流するガスをろ過するために、同ダクトと一体的に設けられて放射性物質を除去することが可能なフィルタと、前記冷却ガスが下方向に流れる箇所で前記通路を前記貫通室に接続する入口管と、を備えるように改良した原子炉の格納容器受動的冷却装置。
IPC (2件):
G21C 13/00 ,  G21C 9/004
FI (3件):
G21C 13/00 B ,  G21C 9/00 A ,  G21C 13/00 E

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