特許
J-GLOBAL ID:200903085418642212

アンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-200476
公開番号(公開出願番号):特開平6-024307
出願日: 1992年07月03日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 液圧ポンプを備えたアンチスキッド制御装置において、良好なブレーキ操作フィーリングを確保すると共に、液圧ポンプを小型に形成する。【構成】 液圧発生装置2とホイールシリンダ51,52との間に遮断弁60を介装する。この遮断弁60は液圧発生装置側のブレーキ液圧の受圧面積よりホイールシリンダ側のブレーキ液圧の受圧面積が大の弁部材62を備え、常時は液圧発生装置側とホイールシリンダ側とが連通し、弁部材62に付与される液圧発生装置側の圧力よりホイールシリンダ側の圧力が大となったとき連通を遮断する。この遮断弁60に並列に接続し液圧発生装置側からホイールシリンダ側へのブレーキ液の流れを阻止し逆方向の流れを許容する逆止弁81を設ける。遮断弁60とホイールシリンダ51,52との間に液圧制御弁装置31〜34を介装し、これに並列に液圧ポンプ21を設け、更に液圧ポンプ21の最高出力液圧を規制するリリーフ弁80を設ける。
請求項(抜粋):
車両の車輪に装着し制動力を付与するホイールシリンダと、ブレーキ操作部材の操作に応じてブレーキ液を昇圧し前記ホイールシリンダにブレーキ液圧を付与する液圧発生装置と、該液圧発生装置と前記ホイールシリンダとの間に介装し、前記液圧発生装置側のブレーキ液圧の受圧面積より前記ホイールシリンダ側のブレーキ液圧の受圧面積が大の弁部材を備え、常時は前記液圧発生装置側と前記ホイールシリンダ側とが連通し、前記弁部材に付与される前記液圧発生装置側の圧力より前記ホイールシリンダ側の圧力が大となったとき前記弁部材により連通を遮断する遮断弁と、該遮断弁に並列に接続し前記液圧発生装置側から前記ホイールシリンダ側へのブレーキ液の流れを阻止し逆方向の流れを許容する逆止弁と、前記遮断弁と前記ホイールシリンダとの間に介装し前記ホイールシリンダのブレーキ液圧を制御する液圧制御弁装置と、該液圧制御弁装置に並列に接続し前記液圧制御弁装置と前記遮断弁との間にブレーキ液圧を出力する液圧ポンプと、該液圧ポンプの吸入側で前記液圧制御弁装置の排出側に接続しブレーキ液を貯留するリザーバと、前記液圧ポンプの最高出力液圧を規制するリリーフ弁とを備えたことを特徴とするアンチスキッド制御装置。

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