特許
J-GLOBAL ID:200903085422704974
プラスチックケーシングを有する凝縮熱交換器
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (4件):
吉武 賢次
, 永井 浩之
, 岡田 淳平
, 勝沼 宏仁
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-501299
公開番号(公開出願番号):特表2006-503260
出願日: 2003年10月10日
公開日(公表日): 2006年01月26日
要約:
本発明は、少なくとも1つの螺旋状に巻回されたチューブ束(2)を備える熱交換器に関する。チューブ束の熱伝導壁は平坦な楕円断面を有し、この断面の主軸は上記螺旋の主軸(X-X’)に対して垂直であり、2つの隣り合う1巻き部分同士を離間させる隙間の幅は狭くかつ一定であり、上記束は、バーナーによって形成されたガスを逃がすためのパイプが取り付けられたケーシング(1)の内側に装着固定され、上記束(2)の内部で冷たい水を還流させるための手段が設けられ、また、上記交換器は、熱いガスが1巻き部分同士の間の隙間を通じて上記束を径方向に通過するように形成されている。上記交換器は、ケーシング(1)が耐熱プラスチックによって形成されるとともに、上記束をその軸方向で機械的に保持する保持手段(5;3-30)を有し、これらの保持手段は、流体の内圧によって生じるスラスト荷重を抑制して、スラスト荷重がケーシング(1)に伝わることを防止する。本発明の凝縮熱交換器は、特に、家庭で使用できるように形成されており、安価に製造できる。
請求項(抜粋):
ガスバーナーまたは燃料バーナー(6)に関連付けられる凝縮熱交換器であって、少なくとも1つのチューブ束(2)を備え、この束は、1つのチューブまたは端部同士をつないで配列された一群のチューブによって構成されて螺旋状の巻回体を形成し、1または複数の前記チューブの壁は、熱伝導性が高い材料によって形成されるとともに、その主軸が前記螺旋の主軸(X-X’)に対して垂直または略垂直である扁平な楕円断面を有しており、2つの隣り合う1巻き部分同士を離間させる隙間の幅は、一定であるとともに、前記断面の厚さよりもかなり小さく、前記束はガス不透過性のケーシング(1)の内側に装着固定され、前記束(2)を構成する1または複数の前記チューブ内で加熱される流体、特に冷たい水を還流させるための手段が設けられ、前記ケーシング(1)は、燃焼済みガスを排出するためのスリーブ(12)を有し、これにより、前記バーナー(6)によって形成される熱いガスが、前記束の1巻き部分同士の間の隙間を通じて、前記束を径方向または略径方向に通過するようになっている凝縮熱交換器において、一方で、前記ケーシング(1)が耐熱プラスチックによって形成されるとともに、他方で、前記束をその軸方向で機械的に保持する保持手段(5;3-30)を有し、これらの保持手段は、前記チューブ束内で還流しかつチューブ束の壁を変形させる傾向がある流体の内圧によって生じるスラスト荷重を吸収することができる一方で、これらのスラスト荷重が前記ケーシング(1)に伝わることを防止する、凝縮熱交換器。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
3L036AA04
, 3L036AA21
, 3L036AA41
, 3L036AA42
, 3L036AA46
引用特許:
審査官引用 (1件)
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ヒートポンプ給湯機
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-050719
出願人:三洋電機株式会社
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