特許
J-GLOBAL ID:200903085425791614

拡張ニッププレスを用いた抄紙機のプレス部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-330490
公開番号(公開出願番号):特開平7-207593
出願日: 1994年12月08日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】機械方向におけるかなりコンパクトなプレス部の構造を提供。【構成】抄紙機のプレス部を通して紙ウエブ(W) がプレス布(11 28 36)と平滑ロール面(31 39') の支持で密閉ドローとして通過する。プレス部の第1のニップは拡張ニッププレス(NP1) であり、このプレス領域を介して2枚の対向した吸水プレス布(11 28)が通っている。拡張ニッププレス(NP1) における上部プレス布はピックアップ布(11)であり、これは紙ウエブ(W) を成形ワイヤ(10)から運ぶ。プレス部には、少なくとも2つの他のニップ(N1 N2 NP2' NP3')があり、これらは平滑面(31)付きセンタロール(30)に関連して成形されている。センタロール(30)は拡張ニッププレス(NP1) の高さより高い(H1)位置に取り付けられている。他のニップのうちの第1のもの(N1 NP2')では、プレス布はピックアップ布(11)であり、第2の他のニップ(N2 NP3')はそれ自体が吸水性のプレス布(33)を有している。拡張ニッププレス(NP1) の後では、紙ウエブ(W) の走行方向はa≧〜450 に選択された角度aで転向する。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの拡張ニップと、少なくとも2つの他のニップとを含むプレス部を通って、脱水すべき紙ウエブが実質的に密閉されたドローとしてプレス布およびロール面またはそれと同等の転送バンドに支持されて送られる抄紙機のプレス部において、- 該プレス部の第1のニップは拡張ニッププレスであり、そのプレス領域を通って吸水性の2つの対向したプレス布が通り、第1の拡張ニッププレスでは脱水が前記ウエブの両面から2つの方向へ行なわれ、- 前記拡張ニッププレスにおける上部プレス布はピックアップ布であり、該ピックアップ布はその下面で成形ワイヤから前記紙ウエブを運び、- 該プレス部における少なくもの2つの他のニップは、平滑面付きセンタロールに関連して形成され、該センタロールは前記拡張ニッププレスの高さより実質的に高い位置に設けられ、該他のニップのうちの第1の他のニップでは、プレス布が前記ピックアップ布からなり、第2の他のニップはそれ自体が吸水性のプレス布を有し、- 第1の拡張ニッププレスの後では、前記紙ウエブの走行方向はa≧〜450 として選ばれた角度aで転向することを特徴とする抄紙機のプレス部。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭64-052897
  • 特開平4-222292

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