特許
J-GLOBAL ID:200903085448348475

フーリエ変換赤外分光光度計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-202935
公開番号(公開出願番号):特開2003-014543
出願日: 2001年07月04日
公開日(公表日): 2003年01月15日
要約:
【要約】【課題】 ノイズの混入や光源、検出器の不安定要因により干渉波形が歪んでも吸収スペクトルへの影響をなくす。【解決手段】 時間的に連続する二回の測定の干渉波形データを一旦メモリに保持し(S12)、端部のデータからノイズ量を、中央部のデータから相似度を算出し(S14,S15)、それらから干渉波形の良否を判定するための指標値Eを求める(S16)。その指標値Eが予め測定により定めた閾値Et以下であれば、干渉波形が良好であると判断してその波形を積算する(S17,S18)。外乱などによるノイズの混入や光源、検出器が定常状態に至るまでの不安定状態にあるときなどには、指標値Eが増加するため不良波形であると判断されて積算から除かれる。したがって、積算波形が歪むことを防止でき、これからフーリエ演算により求まる吸収スペクトルも精度が増す。
請求項(抜粋):
干渉波形を繰り返し測定し、それを積算することによって積算波形データを求め、該積算波形データをフーリエ変換して吸収スペクトルを取得するフーリエ変換赤外分光光度計において、a)或る1回の測定により得られた第1の干渉波形と、それに時間的に隣接する又は近接する測定により得られた1乃至複数の第2の干渉波形との形状を比較することにより、前記第1の干渉波形の信頼性を判定する干渉波形判定手段と、b)該干渉波形判定手段により信頼性が高いと判断された干渉波形を、繰り返し測定に伴って順次積算する波形積算手段と、c)該波形積算手段によって積算された波形データに基づいて吸収スペクトルを算出するスペクトル算出手段と、を備えることを特徴とするフーリエ変換赤外分光光度計。
IPC (3件):
G01J 3/45 ,  G01J 3/42 ,  G01N 21/35
FI (3件):
G01J 3/45 ,  G01J 3/42 U ,  G01N 21/35 Z
Fターム (26件):
2G020AA03 ,  2G020CA02 ,  2G020CB42 ,  2G020CC23 ,  2G020CC47 ,  2G020CD13 ,  2G020CD26 ,  2G020CD32 ,  2G020CD35 ,  2G020CD36 ,  2G059EE01 ,  2G059EE12 ,  2G059HH01 ,  2G059JJ01 ,  2G059JJ14 ,  2G059JJ22 ,  2G059KK09 ,  2G059MM01 ,  2G059MM03 ,  2G059MM09 ,  2G059MM10 ,  2G059MM15 ,  2G059NN01 ,  2G059NN05 ,  2G059NN08 ,  2G059PP01
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭61-148331
  • 特開昭61-148331
  • 特開昭61-148331
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