特許
J-GLOBAL ID:200903085450098982

掘進管先端位置探査方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-254475
公開番号(公開出願番号):特開平9-072192
出願日: 1995年09月07日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 非開削地中掘進工事の際、掘進管先端の鉛直及び水平変位を同時に検知しながら進めることによって、計画からのずれを抑制し、高精度な軌道を提供する。【解決手段】 非開削掘進工事の掘進ルート1上に磁界発生コイル7を設置し、地中の掘進管先端がコイル直下或いはその付近に達した時点で、このコイル7に電源供給装置8aにより直流或いは矩形交番電流を与え、地中に磁界を発生させる。この時の磁界強度を掘進管先端に設置した磁気センサー11により検出し、この値と、同時に検出される先端の姿勢、電流値、コイル形状から求める理論的磁界が一致する位置を求めることにより磁気センサー11の鉛直及び水平位置を知る。
請求項(抜粋):
非開削地中掘進工法において、発進部と到着部の間の目標掘進軌道上の任意の探査地点にループ状の磁界発生コイルを配置し、地中掘進管先端部の非磁性カラー内に互いに直交する3軸方向の磁気センサーを設け、この磁気センサーに近接して掘進管の傾斜と回転角を検出する姿勢計測センサーを設け、先ず、コイルに通電しないで磁気センサーにより3軸方向の磁界強度(Hax,Hay,HaZ)を検出し、次にコイルに直流或いは矩形交番電流を通電した状態で地中の磁界を変化させ、磁気センサーにより3軸方向の磁界強度(Hix,Hiy,HiZ)を検出し、別途、掘進管の傾斜θi、方位θd、及び回転角θtを姿勢計測センサーで計測し、コイルに通電した状態の3軸方向の磁界強度から通電しない状態のそれぞれ対応する軸方向の磁界強度を差し引いた3軸方向の磁界強度と、掘進管の傾斜θi、方位θd、及び回転角θtの値から所定の算定を行い、掘進管先端部の水平位置と深さを同時に求めることを特徴とする掘進管先端位置探査方法。
IPC (3件):
E21D 9/06 311 ,  G01B 7/00 ,  F16L 1/00
FI (4件):
E21D 9/06 311 D ,  G01B 7/00 R ,  G01B 7/00 D ,  F16L 1/00 E
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-260284
  • 特開平4-293895
  • 特開昭56-145304

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