特許
J-GLOBAL ID:200903085451460391

過熱防止機能付き加熱調理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-022554
公開番号(公開出願番号):特開平6-235522
出願日: 1993年02月10日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】水分の多い水調理物と油を用いる油調理物とを正確に判別し、調理物の過熱を防止するとともに調理の中断を防止する。【構成】ガスバーナ1により加熱される調理容器6の底の温度を温度センサ7によって検出する。前置判別手段11は、検出温度の上昇速度が既定速度以下になると前置判別信号を発生する。調理物判別手段21は、前置判別信号が発生すると検出温度を一定時間毎に既定回数だけサンプリングし時系列について隣接するサンプル値の差分を求める。また、この差分が既定範囲内になるサンプルの個数が既定の水判定個数以上であると水調理物と判別し、そのサンプルの個数が既定の油判定個数以下であると油調理物と判別する。調理物判別手段12での判別結果に基づいて温度設定部13で停止温度を設定し、温度センサ7での検出温度が停止温度に達するとガス供給制御装置4を制御してガスバーナ1を消火する。
請求項(抜粋):
調理物を入れた調理容器を加熱する加熱手段と、調理物の温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段による検出温度が設定された制御温度に達すると制御温度に対応した既定の制御信号を発生する信号発生手段と、制御信号を受けて加熱手段による調理物の加熱量を調節して調理物の過熱を防止する加熱調節手段と、検出温度の上昇速度が既定速度以下になると前置判別信号を発生する前置判別手段と、前置判別信号が発生すると検出温度を一定時間毎に既定回数だけサンプリングし時系列について隣接するサンプル値の差分が既定範囲内になるサンプルの個数が既定の水判定個数以上であると水分の多い水調理物と判別し上記サンプルの個数が既定の油判定個数以下であると油を用いた油調理物と判別する調理物判別手段と、調理物判別手段により判別された調理物の種類に応じて制御温度を設定する温度設定手段とを具備して成ることを特徴とする過熱防止機能付き加熱調理装置。
IPC (2件):
F24C 3/12 ,  F23N 5/14 370

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