特許
J-GLOBAL ID:200903085454596537

簡略化されたコーナ部構造を有する、船の支持構造に内蔵された水密断熱タンク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-183780
公開番号(公開出願番号):特開平7-215267
出願日: 1994年08月04日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 断熱性および安全性を損なうことなく、水密断熱タンクのコーナ部第1および第2バリアのコストを低下する。【構成】 船の支持構造1aに内蔵された水密断熱タンクが、2枚の連続した水密バリアを有し、2枚の断熱バリアと交互に設けられ、横方向隔壁1bが二重船体の内側1aに当接する領域における第1および第2バリアの構成要素のコーナ部の連結が、連結枠形態で行われ、コーナ部の連結において、2枚の第1水密バリアと2枚の第2水密バリアとが溶接線に沿った同一のひとつのバンド40のいずれかの側において互いに保持され合い、バンドが連結コーナ部に対応する交差部リッジ1cを実質的に通過するようにバンドの中央面が指し示す連結枠上のすべての点において2本の溶接線が実質的に互いに平行であり、バンド40が交差部リッジ1cに近接する領域において支持構造に保持されている。
請求項(抜粋):
船の支持構造(1a、1b)に内蔵された水密断熱タンクであって、該支持構造が、各タンク毎に、該船の軸に実質的に平行で該船の二重船体の内側を形成する壁と、該船の該軸に実質的に直交する2枚の横方向隔壁とを有し、該タンクが、2枚の連続した水密バリアを有し、一方の水密バリアが該タンクに含まれた製品に接する第1バリア(35、135;235)であり、他方の水密バリアが該第1バリアと該船の該支持構造との間に位置する第2バリア(19、119;219)であり、該2枚の水密バリアが2枚の断熱バリアと交互に設けられ、第1断熱バリア(20、120;220)が、実質的に直線状に連続的に位置づけられ第2断熱バリアに機械的に連結する締結手段(18、6、11;218)によって該第2水密バリア(19、119;219)に押圧されており、該横方向隔壁(1b)が該二重船体の該内側(1a)に当接する領域における該第1および第2バリアの構成要素のコーナ部の連結が、連結枠という形態で行われ、該連結枠の形状は該横方向隔壁(1b)と該二重船体の該内側(1a)との交差部リッジ(1c)の全長にわたって一定に保たれている水密断熱タンクであって、該コーナ部の連結において、2枚の該第1水密バリアと2枚の該第2水密バリアとが溶接線に沿った同一のひとつのバンド(40;240)のいずれかの側において互いに保持され合い、該バンドが該連結コーナ部に対応する該交差部リッジ(1c)を実質的に通過するように該バンドの中央面が指し示す該連結枠上のすべての点において該2本の溶接線が実質的に互いに平行であり、該バンド(40;240)が該交差部リッジ(1c)に近接する領域において該支持構造に保持されていることを特徴とする、水密断熱タンク。
IPC (3件):
B63B 3/56 ,  B63B 25/08 ,  B63B 25/16

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