特許
J-GLOBAL ID:200903085459788230
付加硬化性シリコーン接着組成物とビス(トリアルコキシシリルアルキレン)尿素接着増強剤
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-313883
公開番号(公開出願番号):特開平7-252467
出願日: 1994年12月19日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 付加硬化性シリコーン接着組成物の硬化温度及び時間を軽減すると共にプラスチック及び金属に対し凝集接着させるための接着増強剤を提供する。【構成】 重量で、(A)(1)ビニル(Vi)末端ポリジオルガノシロキサン(100〜約 100,000cps@25°C、Vi含有量約0.02〜約 2.0%)50 〜100 部と、(A)(2)ベンゼン可溶ビニル含有固形樹脂共重合体(Vi含有量約 1.5〜約 3.5%)約0〜約50部との配合物(A)100部と、(B) 水素含有ポリシロキサン約1〜約20部と、(C) ヒドロシリル化白金触媒と、から得られる付加硬化性組成物に、(D) 効果量のビス(トリアルコキシシリルアルキレン)アミン或いは同尿素を接着増強剤として使用する。本組成物は、50〜 100°Cで30〜90分間で硬化する。更に、(E) 増量充填剤0〜200部及び(F) 強化充填剤0〜50部を含めてもよい。
請求項(抜粋):
(A) (1) 次の一般式(R) 2 ViSiO[(R) 2 SiO]m [RViSiO]n Si(R) 2 Viを有し、式中、Viはビニル基であり、Rは炭素数1〜8のアルキル基、フェニル基、炭素数3〜10のフルオロアルキル基、及び、これらの混合した基、の中から選択され、m+nは25°Cに於て 100〜約 100,000センチポアズのポリジオルガノシロキサン粘度及び約0.02〜約 2.0重量%のポリジオルガノシロキサンビニル含有量を提供する上で充分な値である、実質的に環状体を含まないビニル末端ポリジオルガノシロキサン約50〜約 100重量部と、(2) (R1 ) 3 SiO1/2 単位及びSiO4/2 単位を含んで成り、式中、R1 はビニル基であるか、或いは、脂肪族不飽和基を含まず炭素数6以下の一価の炭化水素基であり、(R1 ) 3 SiO1/2 単位対SiO4/2 単位比は約 0.5:1〜約 1.5:1であり、ビニル含有量が約 1.5〜約 3.5重量%である、ベンゼン可溶ビニル含有固形樹脂共重合体約0〜約50重量部と、を含んで成るビニル含有ポリジオルガノシロキサン組成物 100重量部と、(B) 平均単位式R2 a Hb SiO(4-a-b)/2を有し、式中、R2 は脂肪族不飽和基を含まず炭素数1〜約10の、一価の炭化水素基或いは一価のハロゲン化炭化水素基であり、aは約0〜約3、bは約0〜約3の値を各々有し、a+bの和は0〜3である、水素含有ポリシロキサン約1〜約20重量部と、(C) 触媒量のヒドロシリル化触媒と、(D) 次式[(R3 O) 3 SiR4 ] 2 Qを有するビス(トリアルキルオキシシリルアルキレン)アミン或いは同尿素から選択される効果量の接着増強剤であって、式中、R3 はC(1-4) アルキル基であり、R4 はC(2-8) アルキレン基であり、Qは-N(R5 )-或いはから選択される二価の窒素含有基であり、R5 は水素或いはR3 から選択され、R6 はR3 から選択される、接着増強剤と、(E) 増量充填剤約0〜約 200重量部と、(F) 強化充填剤約0〜約50重量部であって、成分(A)(2)の非在下では強化の上で効果的な量である強化充填剤と、を含んで成る付加硬化性組成物。
IPC (3件):
C09J183/07 JGH
, C09J183/05 JGG
, C09J183/06
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