特許
J-GLOBAL ID:200903085460713979

段付及び鍔付環状部材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 米屋 武志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-242783
公開番号(公開出願番号):特開2000-071046
出願日: 1998年08月28日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 高強度で延性の低い素材に対しても大径側端面と小径側端面あるいは鍔部のいずれにも割れを発生させず、また高寸法精度で且つ高強度な大径部と小径部とを有する部材の製造方法を得ることにある。【解決手段】 円柱状素材に冷間鍛造加工を行って段付環状部材を形成するに際し、予め据込み加工で小径部端面に相当する部位のせん断時に発生する荒れた切断面を平滑に矯正しておき、次いで小径部を押出し加工することによって、押出し加工が大きな断面減少率であっても素材せん断時の切断面荒れに起因する端面割れを防止する。一方、据込み加工時の素材の直径を段付環状部材の大径部外径とほぼ等しくし、また大径部もしくは鍔部の素材からの据込み加工率の上限を規制しておき、この部分の割れ発生を防止する。
請求項(抜粋):
線材もしくは棒材をせん断して得られる円柱状素材から連続多段加工によって大径部と小径部とを有する段付環状部材を成形する冷間鍛造法において、予め前記円柱状素材を段付環状部材の前記大径部の外径とほぼ等しい直径に据込み率55%以下で据込み加工するとゝもに、据込み後の素材形状が、その端面の一つ以上について、中央部寄りの小径部側で厚くしかもこの小径部の直径が段付環状部材の前記小径部の内径よりも小さく、且つ水平面に対する角度が5度以上の円錐台形状となるように成形することを特徴とする段付環状部材の製造方法。
IPC (3件):
B21K 1/04 ,  B21J 5/06 ,  B21J 5/08
FI (3件):
B21K 1/04 ,  B21J 5/06 B ,  B21J 5/08 Z
Fターム (11件):
4E087AA05 ,  4E087BA17 ,  4E087CA14 ,  4E087CA22 ,  4E087CA25 ,  4E087CA33 ,  4E087CB03 ,  4E087CB12 ,  4E087DB03 ,  4E087EC11 ,  4E087HB03
引用特許:
審査官引用 (2件)

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