特許
J-GLOBAL ID:200903085461840494

電磁比例圧力制御弁の駆動制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-003287
公開番号(公開出願番号):特開平11-202947
出願日: 1998年01月09日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 スプールバルブ式電磁比例圧力制御弁のスプールを、静止摩擦がかからないようにディザーを加えて揺する場合、スプールを駆動する電磁石の特性により通電電流が小さな領域と、その電流が大きくて磁気飽和が起こる領域においてディザー効果が弱くなり、比例圧力制御に悪影響が出るのでこの問題を解決することである。【解決手段】 電磁石14に通電する電流に交流のディザー電流を重畳させてスプール9を制御液圧に影響の出ない小さな振幅で揺すり、通電電流IとソレノイドFSOL /Iが他の領域よりも小さくなる制御領域において、ディザー電流の振幅を他の制御領域に比べて大きくするようにしたのである。振幅を大きくする代わりにディザー電流の周波数を低くしてもよい。
請求項(抜粋):
電磁石の磁力でスプールをその両端に対向して受ける力のバランス点に移動させ、そのスプール移動で負荷ポート液圧の加減圧を行って負荷ポート液圧をスプール駆動力に応じた値に制御する電磁比例圧力制御弁の駆動制御方法であって、前記電磁石に通電する電流に、通電電流値を振幅中心とするディザー電流を重畳させてスプールを制御液圧に影響の出ない小さな振幅で揺すり、さらに、電磁石の通電電流Iと電磁石が発生する力FSOL との比FSOL /Iが他の領域よりも小さくなる制御領域において、ディザー電流の振幅を他の制御領域に比べて大きくするか又はディザー電流の周波数を他の制御領域に比べて低くすることを特徴とする電磁比例圧力制御弁の駆動制御方法。
IPC (4件):
G05D 16/20 ,  F16K 31/06 325 ,  G05D 16/10 ,  H03M 1/20
FI (4件):
G05D 16/20 C ,  F16K 31/06 325 ,  G05D 16/10 P ,  H03M 1/20
引用特許:
審査官引用 (3件)

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