特許
J-GLOBAL ID:200903085463574627

可変遅延器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西村 教光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-328358
公開番号(公開出願番号):特開平11-163608
出願日: 1997年11月28日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 装置全体を小型化でき、また、ケースに反りが生じても所望する電気長を高速かつ高精度に得られ、高寿命にできること。【解決手段】 ケース1には、軸構造の固定中心導体2と摺動する可動中心導体3が収容され、可動中心導体3は保持体7に固定されており、保持体7の移動で全体の長さを変化させて電気長を可変させる。ケース1を構成する収容部1aと収容部1bとの間には、平行に駆動部8が設けられる。ネジ10aとガイド軸10c間にはスライドブロック10bが支持されており、保持体7との間は面方向に可撓性を有する薄板状の連結板12で連結される。ケース1が温度変化等で沿っても保持体7の移動とスライドブロック10bの移動は連結板12が撓むことで互いの干渉を防止できる。
請求項(抜粋):
電気信号が伝送する電気長を可変する可変遅延器において、軸構造を有し中心導体を形成する固定の固定中心導体(2)と、前記固定中心導体に軸接続され軸方向に可動自在な可動中心導体(3)と、前記可動中心導体を固定保持する保持体(7)と、前記固定中心導体、可動中心導体、及び前記保持体を収容するとともに前記固定及び可動中心導体の外部導体として、それらと一体に伝送ラインを形成するケース(1)と、前記ケースの側面で前記固定及び可動中心導体の軸方向に平行配置されたネジ(10a)と、前記ネジに螺合するナットを備え、ネジの回転で軸方向に移動自在なスライドブロック(10b)と、前記ネジを回転駆動する駆動モータ(13)と、薄板状に形成され前記保持体と前記スライドブロックを連結固定し、前記軸方向と直交する方向に可撓性を有する連結板(12)と、を具備したことを特徴とする可変遅延器。
IPC (3件):
H01P 9/00 ,  H01P 1/18 ,  H03H 7/30
FI (3件):
H01P 9/00 Z ,  H01P 1/18 ,  H03H 7/30 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-242001

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