特許
J-GLOBAL ID:200903085465892774

油圧ショベルの油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浜田 治雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-178217
公開番号(公開出願番号):特開平10-018360
出願日: 1996年07月08日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 油圧ショベルの走行中に作業用アクチュエータを駆動させる時に、油圧ショベルの走行速度を変動させることなく、しかも直進性を損なうこともなく、一定に保持することができる油圧ショベルの油圧回路を提供する。【解決手段】 第1及第2の油圧系統30、40の間に、走行独立弁60を設け、夫々の油圧系統のセンタバイパスライン36、46の最下流に第1、2のセレクタ弁37、47を設け、上流側36a、46aを第1、2のサイドパスライン38、48を介して走行独立弁60に接続し、当弁は走行独立信号圧力で切換えられて、第1ポンプの吐出ライン10aを第1のサイドバイパスライン38に接続すると共に、第1の油圧系統のパラレルライン35を第2のサイドバイパスライン48に接続するように構成し、走行独立モード時には、第1、2ポンプ10、12の吐出油を夫々、左右走行切換弁32、42及び作業用切換弁34、44のみに供給する。
請求項(抜粋):
第1のポンプおよび第2のポンプの吐出ライン上にそれぞれ左右走行用モータのセンタバイパス型切換弁を直接接続すると共に、その下流側に作業用アクチュエータのセンタバイパス型切換弁をパラレルに接続した第1の油圧系統および第2の油圧系統と、この両油圧系統の間に走行直進弁を介在した油圧回路とからなり、走行用切換弁の操作時には第1のポンプおよび第2のポンプの吐出油をそれぞれ前記左右走行用切換弁に供給し、作業用切換弁の操作時には第1のポンプおよび第2のポンプの吐出油を作業用切換弁に供給し、一方走行および作業用切換弁の同時操作時には第1のポンプの吐出油は左右走行用切換弁に供給し、第2のポンプの吐出油は作業用切換弁に供給すると同時に、その余剰油を更に前記第1のポンプの吐出油に合流するように構成した油圧ショベルの油圧回路において、油圧ショベルの走行独立モード時に作動する走行独立弁を設け、一方第1の油圧系統および第2の油圧系統にはそれぞれそのセンタバイパスラインの最下流側に前記走行独立モード時に作動する第1のセレクタ弁および第2のセレクタ弁を設けると共に、その上流側をそれぞれ第1のサイドバイパスラインおよび第2のサイドバイパスラインを介して前記走行独立弁に接続し、前記走行独立モード時における走行および作業用切換弁の操作時には、第1のポンプの吐出油は左右走行用切換弁に供給し、第2のポンプの吐出油は作業用切換弁に供給するように構成することを特徴とする油圧ショベルの油圧回路。
IPC (2件):
E02F 9/22 ,  F15B 11/17
FI (2件):
E02F 9/22 M ,  F15B 11/16 A

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