特許
J-GLOBAL ID:200903085466916626

ポリプロピレン系樹脂発泡体およびその製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝日奈 宗太 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-206403
公開番号(公開出願番号):特開平8-067758
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】 耐熱性および剛性、耐衝撃性などの機械的特性に優れた高倍率のポリプロピレン系樹脂発泡体およびその製法を開発する。【構成】 溶融張力が3g以上で、溶融ピーク温度-結晶化ピーク温度が40°C以下のPP系樹脂を用いた密度0.02〜0.05g/cm3 、厚さ10mm以上の厚板状PP系樹脂発泡体および該発泡体を、前記PP系樹脂100重量部、発泡剤10〜25重量部および発泡造核剤0.01〜1.0重量部からなる押出機中で高圧に保持された溶融混合物の温度を、式(1)中のTmよりも5〜25°C低い状態に保ち、ついで押出機外に押し出し、押し出された混合物の内部で気泡が成長する過程にある可塑状態の押出物を急速に冷却・結晶化させて製造する方法。
請求項(抜粋):
溶融張力(メルトテンション)が3g以上であり、かつ、式(1):ΔT=Tm-Tcc (1)(式中、Tccは、ポリプロピレン系樹脂をチッ素雰囲気中、示差走査熱量測定分析装置により昇温速度10°C/minで200°Cまで加熱・溶融させたのち、10°C/minで室温まで冷却する過程で検出される結晶化ピーク温度、Tmは、前記冷却された樹脂を再び昇温速度10°C/minで200°Cまで加熱する過程で検出される溶融ピーク温度である)においてΔTが40°C以下であるポリプロピレン系樹脂を用いた密度0.02〜0.05g/cm3 、厚さ10mm以上の厚板状ポリプロピレン系樹脂発泡体。
IPC (6件):
C08J 9/04 CES ,  C08J 9/04 107 ,  B29C 47/00 ,  B29K 23:00 ,  B29K105:04 ,  C08L 23:12

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