特許
J-GLOBAL ID:200903085469740111
紫外線照射による水不溶性DNA架橋体の製造方法と該架橋体の環境浄化材料としての利用
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-255733
公開番号(公開出願番号):特開2001-081098
出願日: 1999年09月09日
公開日(公表日): 2001年03月27日
要約:
【要約】【課題】新規の水不溶性DNA架橋体とその環境浄化材料としての利用方法の提供【解決手段】支持体上の水溶性DNA(例えば、サケの精巣由来のDNA)の水溶液もしくはその液膜、又は支持体上の水溶性DNAの薄膜液波長が250〜270nmの範囲の紫外線を照射すると、該DNAは支持体上に固定された水に不溶性の架橋体に変化する。同様にして、例えば、セルロース繊維不織布を浸漬した水溶性DNAの水溶液に波長が250〜270nmの範囲の紫外線を照射することにより、該DNAの水不溶性架橋重合体により被覆されたセルロース繊維不織布が形成される。この架橋体はDNAへの挿入剤または環境ホルモンを水中の極めて低い濃度の状態でも極めて収率高く吸着する。同様に有毒金属例えばHgイオンも水に対して固定的に吸着する。従って、この架橋体は環境浄化材料として有用である。
請求項(抜粋):
支持体上の水溶性DNAの水溶液もしくはその液膜、又は支持体上の水溶性DNAの薄層又は支持体上の水溶性DNAの溶液の液膜の濃縮乃至乾涸により得られた薄層に、波長が250〜270nmの範囲の紫外線を照射することによる、支持体に固定された水溶性DNAの水不溶性架橋重合体の製造方法。
IPC (7件):
C07H 21/04
, A23L 1/30
, A23L 3/3562
, A61K 31/711
, A61P 39/02
, B01D 39/14
, C08H 5/00
FI (7件):
C07H 21/04 Z
, A23L 1/30 Z
, A23L 3/3562
, A61K 31/711
, A61P 39/02
, B01D 39/14 B
, C08H 5/00
Fターム (33件):
4B018MD44
, 4B018ME08
, 4B018ME14
, 4B018MF10
, 4B021MC01
, 4B021MK01
, 4B021MK08
, 4B021MK28
, 4B021MP02
, 4B021MP10
, 4C057BB02
, 4C057BB05
, 4C057DD01
, 4C057MM04
, 4C086AA01
, 4C086AA04
, 4C086EA16
, 4C086FA10
, 4C086MA01
, 4C086NA14
, 4C086ZA66
, 4D019AA01
, 4D019AA03
, 4D019BA02
, 4D019BA04
, 4D019BA05
, 4D019BA12
, 4D019BA13
, 4D019BB01
, 4D019BB03
, 4D019BC05
, 4D019BC06
, 4D019CB06
引用文献:
審査官引用 (7件)
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BioTechniques, 199010, Vol.9/No.4, p.472-478
-
Photochemistry and Photobiology, 1998, Vol.67/No.4, p.386-390
-
Journal of Biomolecular Structure & Dynamics, 1996, Vol.14/No.1, p.57-65
-
Photochemistry and Photobiology, 199706, Vol.65/No.6, p.945-948
-
化学総説 医用材料の化学, 1978, No.21
-
International Journal of Biological Macromolecules, 1996, Vol.18, p.149-150
-
Nucleic Acids Symposium Series, 1997, No.37, p.273-274
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