特許
J-GLOBAL ID:200903085477634932

フィッシャー・トロプシュ合成粗生物を熱分解とオリゴマー化の使用によって高品位化する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  安藤 克則 ,  池田 幸弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-586110
公開番号(公開出願番号):特表2005-523319
出願日: 2003年03月07日
公開日(公表日): 2005年08月04日
要約:
(a)フィッシャー・トロプシュ反応器(4)からフィッシャー・トロプシュワックス留分(6)とフィッシャー・トロプシュ凝縮留分(8)を回収し、フィッシャー・トロプシュ凝縮留分は約370°C未満で沸騰するアルコールを含有しており;(b)フィッシャー・トロプシュ凝縮留分(8)を、脱水ゾーン(14)の中で、前記留分中に存在するアルコールの少なくとも幾つかをオレフィンに転化するように選択された脱水条件下で、脱水用触媒と接触させ、そして前記脱水ゾーンから第一中間体流出物(16)を回収し;(c)フィッシャー・トロプシュワックス留分(6)の中のパラフィンを、熱分解ゾーン(10)の中で、フィッシャー・トロプシュワックス分子を分解してオレフィンを形成するように予め選択された熱分解条件下で、熱分解し、そして熱分解ゾーン(10)から第二中間体流出物(12)を収集し;(d)工程(b)および(c)から回収された第一および第二の中間体流出物(12、16)を、オリゴマー化用触媒を含有するオリゴマー化ゾーン(22)に、前記第一および第二の中間体流出物(12、16)のどちらよりも高い分子量を有するオリゴマー化混合物(26)を形成するオリゴマー化条件下で、通し;(e)オリゴマー化混合物(26)を水素化仕上げゾーン(28)の中で水素化仕上げし;そして(f)水素化仕上げゾーン(28)からC10プラス炭化水素生成物、最も好ましくは、潤滑基油、を回収することを含む、フィッシャー・トロプシュ原料油を高品位化する方法。
請求項(抜粋):
(a)フィッシャー・トロプシュ反応器から、パラフィンを含有するフィッシャー・トロプシュワックス留分と、フィッシャー・トロプシュ凝縮留分を回収し、フィッシャー・トロプシュ凝縮留分は約370°C未満で沸騰するアルコールを含有しており; (b)フィッシャー・トロプシュ凝縮留分を、脱水ゾーンの中で、前記留分中に存在するアルコールの少なくとも幾つかをオレフィンに転化するように選択された脱水条件下で、脱水用触媒と接触させ、そして前記脱水ゾーンから第一中間体流出物を回収し; (c)フィッシャー・トロプシュワックス留分を、熱分解ゾーンの中で、フィッシャー・トロプシュワックス中のパラフィン分子を分解してオレフィンを形成するように予め選択された熱分解条件下で、熱分解し、そして熱分解ゾーンから第二中間体流出物を収集し; (d)工程(b)および(c)から回収された第一および第二の中間体流出物を、オリゴマー化用触媒を含有するオリゴマー化ゾーンに、前記第一および第二どちらの中間体流出物よりも高い分子量を有するオリゴマー化混合物を形成するオリゴマー化条件下で、通し; (e)オリゴマー化混合物を水素化仕上げゾーンの中で水素化仕上げし;そして (f)水素化仕上げゾーンからC10プラス炭化水素生成物を回収する ことを含む、フィッシャー・トロプシュ原料油を高品位化する方法。
IPC (10件):
C07C5/03 ,  C07C9/14 ,  C10G2/00 ,  C10G9/00 ,  C10G45/64 ,  C10G50/00 ,  C10G55/04 ,  C10G57/02 ,  C10G69/06 ,  C10G69/12
FI (10件):
C07C5/03 ,  C07C9/14 ,  C10G2/00 ,  C10G9/00 ,  C10G45/64 ,  C10G50/00 ,  C10G55/04 ,  C10G57/02 ,  C10G69/06 ,  C10G69/12
Fターム (22件):
4H006AA02 ,  4H006AC11 ,  4H006AC13 ,  4H006AC14 ,  4H006AC21 ,  4H006BA22 ,  4H006BA55 ,  4H006BA61 ,  4H006BE20 ,  4H029AB03 ,  4H029AC05 ,  4H029AC07 ,  4H029AC12 ,  4H029AC13 ,  4H029AE23 ,  4H029DA01 ,  4H029DA02 ,  4H029DA10 ,  4H029DA11 ,  4H029DA14 ,  4H039CA19 ,  4H039CB10

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