特許
J-GLOBAL ID:200903085477638431

位相同期回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 純之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-235976
公開番号(公開出願番号):特開平5-075451
出願日: 1991年09月17日
公開日(公表日): 1993年03月26日
要約:
【要約】【目的】周波数位相比較方式で検出された位相差信号を受け取り,この信号を平滑電流もしくは平滑電圧に変換し,次の位相差信号が入力されるまでその値をホールドし,出力し続けることのできるチャージポンプ回路を具備した周波数位相比較対応の位相同期回路を提供し,リップルのない安定したフィルタ出力電圧を実現し,ジッタのない電圧制御発振器の出力信号と広いキャプチャ・レンジを実現する。【構成】位相比較回路で検出された位相差信号TU,TDを,オペアンプOP1と積分コンデンサCOとからなる積分回路で積分して電圧VCに変換し,位相差信号発生ごとにオンとなるホールド信号TSにより積分電圧VCをホールド電圧VSとして,次の位相差信号の発生までホールドコンデンサCSに保持させ,電圧VSがコンデンサCSに保持された後にリセット信号TRにより積分コンデンサCOの両端を短絡させることで積分電圧VCを初期状態のバイアス電圧値VBに戻す構成のチャージポンプ回路とする。
請求項(抜粋):
入力パルス信号と,電圧制御発振器からの出力パルス信号もしくはそれを分周した信号との位相差を検出する位相比較回路と,検出された位相差を電流に変換するチャージポンプ回路と,チャージポンプ回路の出力電流を電圧に変換するループフィルタと,ループフィルタの出力電圧に応じた周波数のパルス信号を出力する前記電圧制御発振器とで構成される位相同期回路において,前記チャージポンプ回路は,前記位相比較回路の出力位相差を電圧に変換する位相差電圧変換回路と,この変換電圧を位相比較回路から次の位相差信号が発生するまで保持する電圧保持回路と,この保持電圧を電流に変換する電圧電流変換回路とで構成され,前記位相差電圧変換回路の動作状態を,その変換電圧が前記電圧保持回路に保持された後に,初期状態に戻すリセット回路を備えたことを特徴とする位相同期回路。
IPC (2件):
H03L 7/093 ,  H03L 7/10
FI (2件):
H03L 7/08 E ,  H03L 7/10 Z

前のページに戻る