特許
J-GLOBAL ID:200903085495660452

既製杭埋設工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-014587
公開番号(公開出願番号):特開平7-216878
出願日: 1994年02月08日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 既製杭1の杭頭とその上部に構築されるコンクリート基礎部分6とに跨がって連結用鉄筋5を埋設する際の、杭頭側に形成すべき鉄筋挿入用空所16を容易に且つ短時間で形成し得るようにする。【構成】 既製杭1を掘削孔3内に挿入するのに先立って、既製杭1の内部空所10における杭頭1aの上端から所定小深さの範囲の容積部分に、掘削孔3内のスラリー4が既製杭1の内部空所10を通って上方向に流通し得るスラリー通路21を形成した状態で詰め物2を充填しておき、その詰め物つき既製杭Aをスラリー4の入った掘削孔3内に挿入し、該掘削孔3内のスラリー4がある程度以上固化した後に詰め物2を既製杭1から取り除いて、既製杭1の杭頭内部11に連結用鉄筋5を挿入するための空所16を形成するようにした。
請求項(抜粋):
内部にスラリー(3)が入っている掘削孔(3)内に中空円筒状の既製杭(1)を挿入し、その既製杭(1)の杭頭内部(11)と該既製杭(1)の上部に構築されるコンクリート基礎部分(6)とに跨がって連結用鉄筋(5)を埋設し得るようにした既製杭埋設工法であって、既製杭(1)を掘削孔(3)内に挿入するのに先立って、既製杭(1)の内部空所(10)における杭頭(1a)の上端から所定小深さの範囲の容積部分に、掘削孔(3)内のスラリー(4)が既製杭(1)の内部空所(10)を通って上方向に流通し得るスラリー通路(21)を形成した状態で詰め物(2)を充填しておき、その詰め物つき既製杭(A)をスラリー(4)の入った掘削孔(3)内に挿入し、該掘削孔(3)内のスラリー(4)がある程度以上固化した後に前記詰め物(2)を既製杭(1)から取り除いて、既製杭(1)の杭頭内部(11)に連結用鉄筋(5)を挿入するための空所(16)を形成するようにした、ことを特徴とする既製杭埋設工法。

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