特許
J-GLOBAL ID:200903085497897441

ヒートポンプ式空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-139499
公開番号(公開出願番号):特開平10-332232
出願日: 1997年05月29日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 室外熱交換器での着霜検知を最適化して、暖房性能の向上を図る。【解決手段】 配管温検出手段Tsensにより検出した室内入口配管温度t1と室内吸込空気温度taとの温度差を第1温度差ΔT1とし、第1温度差ΔT1の運転時間に対する変化率を第1温度差の時間変化率εとして算出し、第1温度差の時間変化率εが0を含む所定範囲内に収まる状態が所定時間Δτ以上継続する場合の第1温度差ΔT1を第1基準温度差ΔToとして、第1温度差ΔT1が第1基準温度差ΔToより所定温度差βだけ低下した時点で、四方弁2を冷房サイクルに切替えて除霜運転を開始する。これにより、室外熱交換器3の除霜運転が不要な場合には除霜運転に切り替わることなく暖房運転を継続し、かつ、逆に室外熱交換器3の着霜が次第に進行していく場合には、平均暖房能力が低下し始める前に除霜運転を開始し、室内快適性の向上を図ることが可能になる。
請求項(抜粋):
圧縮機と四方弁と室外熱交換器と膨張装置からなる室外ユニットと、室内熱交換器からなる室内ユニットとから構成され、かつ前記圧縮機,前記四方弁,前記室内熱交換器,前記膨張装置,前記室外熱交換器,前記四方弁,前記圧縮機を順次冷媒配管にて環状に接続して冷媒を循環させる暖房サイクルにおいて、前記室内熱交換器の入口配管に設置した室内入口配管温センサと、前記室内熱交換器の空気吸込み側に設置した室内吸込空気温センサと、前記室内入口配管温センサ、及び前記室内吸込空気温センサからの出力を温度信号に変換する温度検出手段と、前記暖房サイクル運転が所定時間経過した時に信号を出力する時間検出手段と、前記四方弁の回路切替えを行う四方弁制御手段と、前記温度検出手段と前記時間検出手段とからの信号をもとに前記四方弁制御手段を制御する第1制御手段とを備え、前記第1制御手段は、暖房サイクルにおいて前記温度検出手段により検出した室内入口配管温度と室内吸込空気温度との温度差を第1温度差とし、前記第1温度差の運転時間に対する変化率を第1温度差の時間変化率として算出し、前記第1温度差の時間変化率が0を含む所定範囲内に収まる状態が所定時間以上継続する場合の前記第1温度差を第1基準温度差として、前記第1温度差が前記第1基準温度差より所定温度差だけ低下した時点で、前記四方弁制御手段により前記四方弁を冷房サイクルに切替えることを特徴とするヒートポンプ式空気調和機。
IPC (2件):
F25B 47/02 550 ,  F25B 47/02 570
FI (2件):
F25B 47/02 550 P ,  F25B 47/02 570 M

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