特許
J-GLOBAL ID:200903085510156448
車両の振動低減装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-095659
公開番号(公開出願番号):特開平5-286333
出願日: 1992年04月15日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 車両の走行性及び急旋回時の操縦安定性を良好に確保しながら、車体の振動、特に車輪のばね定数及びばね下質量により決定される振動周波数のときの路面入力に対する車体の振動加速度の伝達関数としての,いわゆる不動点を低減する。【構成】 車両の車体1側(ばね上)に補助質量体7を配置すると共に、該補助質量体7を加振する加振器8を設ける。車体1と車輪2FLとの間の相対変位を相対変位センサ10にて検出し、その検出信号から相対速度信号を算出する。上記相対速度信号及び相対変位信号に基づき、車体の振動に対抗するように加振器8を用いて補助質量体7をコントローラ15で加振する。更に、車両の急旋回時では補助質量体7の加振制御の制御ゲインを通常値よりも小値に変更し、車体1の上下加速度が小さい高速走行時等には制御ゲインを大値に変更する。
請求項(抜粋):
車両のばね上部分又はばね下部分に配置された補助質量体と、該補助質量体を加振する加振手段と、車体振動に関する検出信号に基づく加振力で補助質量体を加振するよう上記加振手段を制御する制御手段とを備えて、車体振動を低減するとともに、所定の車両状態を検出する車両状態検出手段と、該車両状態検出手段により所定の車両状態が検出されたとき、上記制御手段による補助質量体の加振制御の制御ゲインを変更する制御ゲイン変更手段とを備えたことを特徴とする車両の振動低減装置。
IPC (3件):
B60G 17/015
, B60G 13/16
, F16F 15/02
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