特許
J-GLOBAL ID:200903085514769568

シャフト摩擦の間の力を減少させるための特別のバネを持つ流体タービン用の非伸縮式の分割されたパッキングリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山崎 行造 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-055190
公開番号(公開出願番号):特開2002-266605
出願日: 2001年02月28日
公開日(公表日): 2002年09月18日
要約:
【要約】【課題】 回転及び静止部分の間の漏れを最小にする蒸気タービン用の分割されたシールリング及びバネ装置を提供する。【解決手段】 分割されたシールリングを備え、さらに、シールセグメントにバイアスされそのセグメントをタービンシャフトに関しシールリングの小さな隙間位置に向かって半径方向内側に推し進める特別なバネと、そのセグメントの重力を無効にする第2のバネとを備え、そのバネの組合せが、シールセグメントを徐々に小さな隙間位置に推し進めるとともに、調整されず摩擦が生じている間のシャフトへの小さな合成力を用いて隙間の拡大を行う。
請求項(抜粋):
回転タービンシャフトと静止部分との間の漏れを最少化するためにセグメントを持つシールリングを利用するとともに、タービンシャフトが前記セグメントとこすれているときの状態の間、該タービンシャフトによる減少された力によって前記セグメントが外側に向かって移動することができ、それにより、前記部分の間のまさつによる熱の発生を大きく減少させ、軽負荷時に前記シールリング及びタービンシャフトの両方を損傷から保護する弾性流体タービンであって、前記回転シャフトを囲み、該シャフトの周りの円周に沿って延在する環状の溝が形成された静止タービンのケーシングであって、前記環状の溝が該ケーシング上の少なくとも1つの環状ショルダーによって部分的に画定され、前記環状ショルダーが該ケーシングと前記シャフトとの間の隙間領域に半径方向に向かう前記溝の環状開口を形成し、前記シールリングが前記溝によって保持されるとともに該溝に少なくとも部分的に入っており、前記シールリングが、前記シャフトの上方の半分の周りに配置された上方シールセグメントと前記シャフトの下方の半分の周りに配置された下方シールセグメントとを備え、各シールセグメントがシール歯状突起を持つ静止タービンのケーシングと、前記シールセグメントを半径方向の内側に向かって推し進めて小さな直径のリングを形成するように前記シールセグメントに対して配置されていて、前記シールリングと前記シャフトとの間の小さな又は狭い隙間位置を提供する半径方向バネであって、前記小さな隙間位置が前記シールリングと前記ケーシングとの間の表面接触によって制限され、前記半径方向バネが、セグメントの底部の間で作用する外周バネとの組み合わせによって、前記セグメントに抗して水平方向成分が作用する力を提供するように作用し、それにより、こすれの間セグメントを外側に向かって変形させるために必要なシャフトへの力を減少させるために前記セグメントの有効重量を減少させ、前記水平方向バネが下方のケーシングと各底部のセグメントとの間に設けられた垂直方向の重力バネによって援助されて、前記重力バネによって保持されたすべてのシールリングセグメントの重量よりもわずかに大きな垂直方向の力を提供し、それにより、すべての前記バネの効果によって、前記セグメントは、前記小さな隙間位置に正常に配置されるが、依然として前記シャフトとのこすれ状態の間に該シャフトによって押されるときに容易に外側に向かって移動できる半径方向バネとを備える弾性流体タービン。
IPC (2件):
F01D 11/02 ,  F16J 15/447
FI (2件):
F01D 11/02 ,  F16J 15/447
Fターム (4件):
3G002HA07 ,  3G002HA10 ,  3J042AA04 ,  3J042CA12

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