特許
J-GLOBAL ID:200903085522729818

2乗相関器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-199375
公開番号(公開出願番号):特開2001-053550
出願日: 2000年06月30日
公開日(公表日): 2001年02月23日
要約:
【要約】【課題】 復調特性曲線の感度が改善されるように構成することである。【解決手段】 2乗相関器(5)の入力側と、該2乗相関器の出力側を形成する出力加算ユニット(13)の出力側との間に復調特性曲線が生じ、該復調特性曲線は周波数軸と周波数ゼロとは異なる点で交差し、当該交点を取り囲む周波数領域または当該交点に隣接する周波数領域は十分に大きく、該記周波数領域において前記復調特性曲線は実質的に線形に経過するように選択されている。
請求項(抜粋):
周波数変調信号に対する復調器用の2乗相関器であって、a)第1の入力側と第2の入力側を有し、第1の入力側には復調すべき信号(V(t))の同相成分(I(t))が、第2の入力側には復調すべき信号の直角位相成分(Q(t))が供給され、b)復調すべき信号(V(t))の同相成分(I(t))と直角位相成分(Q(t))とは、2乗相関器(5)に前置接続されたミキサ段(3)で形成され、c)2乗相関器(5)の第1の入力側には第1の乗算ユニット(9)が、第2の入力側には第2の乗算ユニット(11)が後置接続されており、前記第1の乗算ユニット(9)の出力は正の符号を以て出力加算ユニット(13)の第1の入力側に、前記第2の乗算ユニット(11)の出力は負の符号を以て前記出力加算ユニット(13)の第2の入力側に供給され、d)2乗相関器(5)の第1の入力側に供給される同相成分(I(t))には第1の伝送関数(H1;G1)が加えられ、第2の乗算ユニット(11)に入力信号として供給され、直角位相成分(Q(t))には第2の伝送関数(H2:G2)が加えられ、第1の乗算ユニット(9)に入力信号として供給される形式の2乗相関器において、e)前記第1と第2の伝送関数(H1;G1,H2;G2)は次のように選択されており、すなわち、2乗相関器(5)の入力側と、該2乗相関器の出力側を形成する出力加算ユニット(13)の出力側との間に復調特性曲線が生じ、該復調特性曲線は周波数軸と周波数ゼロとは異なる点で交差し、当該交点を取り囲む周波数領域または当該交点に隣接する周波数領域は十分に大きく、該記周波数領域において前記復調特性曲線は実質的に線形に経過するように選択されており、f)前記第1の伝送関数は、同相成分(I(t))に加えられる第1の部分伝送関数(H1)と、第1の乗算ユニット(9)に供給される信号(B’)に加えられる第2の部分伝送関数(G1)とを含み、第1の部分伝送関数(H1)と第2の部分伝送関数(G1)とにより重み付けされた信号が加算され、該加算された信号は第2の乗算ユニット(11)に供給される入力信号(B)を形成し、前記第2の伝送関数は、直角位相成分(Q(t))に加えられる第1の部分伝送関数(H2)と、第2の乗算ユニット(11)に供給される信号(B)に加えられる第2の部分伝送関数(G2)とを含み、第1の部分伝送関数(H2)と第2の部分伝送関数(G2)により重み付けされた信号が加算され、該加算された信号は第1の乗算ユニット(9)に供給される入力信号(B’)を形成する、ことを特徴とする2乗相関器。
IPC (4件):
H03D 3/06 ,  H04L 27/38 ,  H04L 27/14 ,  H04L 27/22
FI (4件):
H03D 3/06 A ,  H04L 27/00 G ,  H04L 27/14 Z ,  H04L 27/22 Z

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