特許
J-GLOBAL ID:200903085524571170

画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-030632
公開番号(公開出願番号):特開2000-231601
出願日: 1999年02月08日
公開日(公表日): 2000年08月22日
要約:
【要約】【課題】 文字と文字記入枠の濃度の関係が一意的に決まらない場合でも、確実に文字を表す文字データのみを抽出する。【解決手段】 画像データ記憶部11に格納された画像データの濃度分布が、画像データ濃度計数部12より求められる。左斜め方向濃度計数部13及び右斜め方向濃度計数部14は、斜め方向の等濃度画素を検出し、その画素の濃度値を計数する。文字枠は罫線で構成されるので、斜め方向には等濃度線が現れない。濃度領域判定部15は、等濃度画素の濃度の計数結果及び濃度分布を参照し、文字記入枠データ、文字データ及び下地データの各濃度範囲を判定する。文字領域検出部16により、文字データの濃度範囲の画素を黒、その他の濃度範囲の画素を白とした2値化が行われ、文字データからなる2値画像が生成される。
請求項(抜粋):
文字記入枠が印刷されると共に文字が印刷或いは記入された媒体の画像データから文字データのみを抽出する画像処理装置において、前記媒体を走査して画素単位に量子化された電気信号を出力する画像読取部に接続され、該電気信号を前記媒体の多値の前記画像データとして格納する画像データ記憶部と、前記画像データ記憶部に格納された前記画像データの濃度分布を求める画像データ濃度計数部と、前記画像データに対して予め設定された大きさの観測窓を用い、指定した方向の隣接画素と着目画素の濃度値の差が所定の範囲以内の場合、該着目画素の濃度値を計数する複数の方向成分濃度計数手段と、前記各方向成分濃度計数手段の計数結果及び前記濃度分布に基づき、前記画像データにおける前記文字記入枠に相当する文字記入枠データ、前記画像データにおける前記文字に相当する前記文字データ、及び前記画像データにおける前記媒体の下地に相当する下地データの各濃度範囲を判定する濃度領域判定部と、前記濃度領域判定部の判定結果に基づき、前記画像データに対し、前記文字データの濃度範囲の画素を黒、その他の濃度範囲の画素を白とした2値化を行い該文字データからなる2値画像を生成する文字領域検出部とを、備えたことを特徴とする画像処理装置。
Fターム (5件):
5B029AA01 ,  5B029BB02 ,  5B029CC29 ,  5B029DD05 ,  5B029EE12

前のページに戻る