特許
J-GLOBAL ID:200903085528194908

複合粒子の精製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-203607
公開番号(公開出願番号):特開平6-047203
出願日: 1992年07月30日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 種々の物理的または化学的諸操作によって晶析現象を生じる場合において、生産性の向上と純度の向上はしばしば相反する結果を招く。生産性保持の観点から急速に過飽和状態としたり、或は過飽和度を上げて晶析する場合の欠点である複合粒子の成長に伴う純度低下を、複合粒子を回収する固液分離の任意の段階で超音波処理することによって簡単に防止できる様な精製方法を提供する。【構成】 晶析現象発生の誘因となり得る化学的操作を行なうことによって、溶質が溶媒中で過飽和となる状態を形成することにより、晶出粒子の凝集体を内包する複合粒子を含んだ固相が溶媒中に析出している固液分散系を作り、これに超音波を作用させて上記複合粒子を破壊し、微粒子の分散系を形成した後固液分離を行うことにより、分離を目的とする物質を高純度に回収する。
請求項(抜粋):
晶析現象発生の誘因となり得る物理的または化学的操作を行なうことによって、溶質が溶媒中で過飽和となる状態を形成することにより、晶出粒子の凝集体を内包する複合粒子を含んだ固相が溶媒中に析出している固液分散系を作り、これに超音波を作用させて上記複合粒子を破壊し、微粒子の分散系を形成した後固液分離を行うことにより、分離を目的とする物質を高純度に回収することを特徴とする複合粒子の精製法。

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