特許
J-GLOBAL ID:200903085538135659

杭の埋込み工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-015434
公開番号(公開出願番号):特開平11-209976
出願日: 1998年01月28日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 施工した杭の周面支持力を増加させ、必要に応じドレーン機能を付加させることができ、かつ施工性に優れた杭の埋込み工法を提供する。【解決手段】 ケーシング2を杭施工位置の地盤10上に立て、上端の投入口4から砕石等の充填材5を充填する。所定高さまで充填した充填材5の上に、節杭1を吊り込み、節杭1外面にさらに充填材5を充填する。ケーシング2の外周面には、スパイラル状のスクリュー6が設けられており、回転圧入装置3によりケーシング2を地盤10中に回転圧入する。このとき、ケーシング2の開放端で受ける地盤反力によって充填材5にダイレイタンシー現象が生じ、ケーシング2下端が閉塞状態となる。ケーシング2が所定の深度に達したら回転を止め、ケーシング2の内管を上下させて充填材5を突き固めながら、ケーシング2を徐々に引き上げて行き、地盤10中に周囲が充填材5で囲まれた形で節杭1を残置する。
請求項(抜粋):
下端が開放され、地盤中に回転圧入するための手段を設けたケーシング内に、砕石または砂利などのせん断変形により体積が膨張する充填材を所定高さまで充填し、その上に既成杭を吊り込み、地盤中へのケーシングの回転圧入の際の地盤反力によって前記充填材にダイレイタンシー現象を生じさせることで、前記ケーシング下端を前記充填材による閉塞状態とし、ケーシングの圧入過程において、適宜、前記ケーシングと既成杭外周面との間に充填材を補給しつつ既成杭をケーシングとともに沈設し、所定深さまで沈設した後、ケーシングを引き上げることにより、地盤中に周囲が充填材で囲まれた既成杭を残置することを特徴とする杭の埋込み工法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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