特許
J-GLOBAL ID:200903085539554248
プロピレン系樹脂組成物及びそれを用いた延伸フィルム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-080535
公開番号(公開出願番号):特開平11-335500
出願日: 1999年03月24日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 低温収縮性、透明性、光沢、耐ブロッキング性、スクラッチ性、包装時のホットスリップ性、溶断シール後の収縮包装時の耐ピンホール性に優れ、収縮後の透明性、光沢の低下が少なく、製膜中又はスリット時にアンチブロッキング剤の脱落のない収縮包装用フィルム。【解決手段】 プロピレン・α-オレフィンランダム共重合体に、核剤を添加した際の115°C等温結晶化時間[B]を下記式[I]及び式[II]で表される範囲とすると共に、平均粒径0.5〜7.0μm、真球度(f)0.7以上の珪酸マグネシウム球状粒子を0.01〜1重量部配合してなるプロピレン系樹脂組成物、及び、延伸フィルム。50≦[A]-[B]≦500 [I][B]≦100 [II]([A]は核剤添加前の、[B]は核剤添加後の、プロピレン・α-オレフィンランダム共重合体のDCSで求めた115°C等温結晶化時間(秒)を表す。)
請求項(抜粋):
下記の共重合体特性(1)〜(4)を満足するプロピレンを主成分とするプロピレン・α-オレフィンランダム共重合体に、核剤を添加した際の115°C等温結晶化時間[B]を下記の式[I]及び式[II]で表される範囲内とすると共に、該プロピレン・α-オレフィンランダム共重合体100重量部に対して、平均粒径が0.5〜7.0μm、真球度(f)が0.7以上の珪酸マグネシウム球状粒子を0.01〜1重量部配合してなることを特徴とするプロピレン系樹脂組成物。(イ) 共重合体特性(1): メルトフローレートが1.0〜20.0g/10分であること、(2): 示差走査型熱量計(DSC)で求めた融解ピーク温度が130〜150°Cであること、(3): オルソジクロルベンゼンを溶媒として、40°Cにおいて抽出した抽出量が4.0重量%以下であること、(4): ゲルパーミェーションクロマトグラフィー(GPC)により求めた重量平均分子量と数平均分子量との比が1.5〜7.0であること、(ロ) 115°C等温結晶化時間 50≦[A]-[B]≦500 式[I] [B]≦100 式[II](式中、[A]は核剤添加前のプロピレン・α-オレフィンランダム共重合体のDSCで求めた115°C等温結晶化時間(秒)を表し、[B]は核剤添加後のプロピレン・α-オレフィンランダム共重合体のDSCで求めた115°C等温結晶化時間(秒)を表す。)
IPC (7件):
C08L 23/14
, C08J 5/18 CES
, C08K 3/34
, C08K 7/18
, B29C 55/04
, B29K 23:00
, B29L 7:00
FI (5件):
C08L 23/14
, C08J 5/18 CES
, C08K 3/34
, C08K 7/18
, B29C 55/04
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