特許
J-GLOBAL ID:200903085549012010
原子力プラントの地震待機指示装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-300049
公開番号(公開出願番号):特開平10-142394
出願日: 1996年11月12日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】地震が原子力プラントに到達する以前に、待機操作を可能とする地震待機装置を提供する。【解決手段】地震動検出装置1と、検出された信号を送信する通信装置4とを備え、送信された地震信号を受信し保存するデータ保存装置と、保存された地震信号を用いて、原子力プラントに到達する地震動の強さと到達時間を判定する判定装置と、判定した結果を表示する表示装置および、判定した結果に基づいて原子力プラント2に制御信号を発生する制御信号発生装置からなる原子力プラントの地震待機指示装置。
請求項(抜粋):
複数の地震動検出装置と、検出された信号を送信する通信装置とを備え、送信された地震信号を受信し保存するデータ保存装置と、保存された地震信号を用いて、原子力プラントに到達する地震動の強さと到達時間を判定する判定装置と、判定した結果を表示する表示装置と、判定した結果に基づいて上記原子力プラントに制御信号を発生する制御信号発生装置とからなる原子力プラントの地震待機指示装置において、上記判定装置は、受信した地震信号の内の少なくとも一つが所定のレベルを越えたことを検出した場合に第1の指令信号を上記制御信号発生装置から発生させ、指令信号の内容を表示装置に表示し、同時に、検出した時点から一定の時間前までの地震信号を上記データ保存装置に保存し、保存されている複数の地点の地震信号の処理を開始し、信号を処理した結果に基づいて第2の指令信号を発生、表示し、信号処理時間中でも、複数の受信信号を継続して上記データ保存装置に保存し、上記第2の指令信号を発生した後は、直ちに保存されている信号を対象に信号処理を開始し、処理結果に基づき第3の指令信号を発生、表示し、この一連の信号の保存,信号処理,指定信号の発生,表示を、受信した全ての地震信号の大きさが一定のレベルより小さくなるまで繰り返す機能を備えたことを特徴とする原子力プラントの地震待機指示装置。
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