特許
J-GLOBAL ID:200903085553720037

ゼオライトとガリウムをベースとする触媒の存在下における、天然ガスからの液体炭化水素の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-128566
公開番号(公開出願番号):特開平7-048579
出願日: 1992年05月21日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【構成】 (1) ゼオライト、(2) ガリウム、(3) 第VIII族金属およびレニウムからなる群から選ばれる少なくとも1つの金属、(4) 錫、鉛、インジウム、ゲルマニウムおよびタリウムからなる群から選ばれる少なくとも1つの追加金属、(5)場合によっては少なくとも1つのアルカリまたはアルカリ土類金属、および(6)場合によってはマトリックス、を含む触媒の存在下、オレフィンを少なくとも一部、芳香族に転換する。【効果】 本発明の触媒は芳香族化反応の触媒として用いることができる。本発明の方法により、前記触媒存在下、天然ガスから高付加価値の液体炭化水素(主としてBTX)を製造することができる。
請求項(抜粋):
(a) 天然ガスを、少なくとも2つのフラクション、すなわちメタンリッチになったガスの第一フラクションと、C2+アルカンリッチになった第二フラクション(エタン、プロパン、および高級アルカン)とに分離すること、(b) メタンの酸化カップリング触媒の存在下に、分子状酸素によって、メタンの少なくとも一部を選択的に酸化すること、(c) 工程(b) で導入された分子状酸素の少なくとも80%が工程(b) において既に消費されてしまった時、C2+アルカンリッチになったフラクションの少なくとも一部と、選択的酸化工程の流出物とを混合すること、(d) 工程(c) から生じた混合物を熱分解すること、(e) 工程(d) の混合物の温度を300 °C〜750 °Cの温度にした後、オレフィンを少なくとも一部、場合によってはC2+アルカンの一部を、芳香族化触媒の存在下に、芳香族に転換するが、この触媒は、-ゼオライト、-ガリウム、-白金族の第VIII族金属と、レニウムとからなる群から選ばれる少なくとも1つの金属、-少なくとも1つの追加金属、を含むこと、を特徴とする、天然ガスからの液体炭化水素の製造方法。
IPC (6件):
C10G 2/00 ,  B01J 29/70 ,  C07C 2/84 ,  C07C 15/02 ,  C10G 57/02 ,  C07B 61/00 300

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