特許
J-GLOBAL ID:200903085553910162

スペクトル拡散通信方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-259442
公開番号(公開出願番号):特開平10-107684
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 送信側のクロックと受信側のクロックとが合致していない場合においても、1フレームあたり複数ビットを伝送可能なスペクトル拡散通信を実現する。【解決手段】 5ビットのデジタルデータの値に応じて遅延時間量t1を決定する。フレーム信号PN1が出力されてから、t1秒遅れてフレーム信号PN2を出力する。また、次の5ビットのデジタルデータの値に基づき、他の遅延時間量t2を決定する。そして、フレーム信号PN3は、t2秒だけ遅れて出力される。受信側においては、遅延時間量t1及びt2を元のデジタルデータに変換することにより、1フレームあたり複数ビットを伝送可能である。
請求項(抜粋):
所定の周期を有する拡散符号系列を用いて、前記拡散符号系列の1周期(1フレーム)に相当する信号(以下フレーム信号と称す)を順次送信するスペクトル拡散通信方法において、通信対象であるデータの値を時間の長さに変換する時間変換工程と、前記フレーム信号を、その前記フレーム信号に時間的に先行する他のフレーム信号に対して所定時間遅延させる工程であって、前記所定時間は前記時間変換工程において変換された時間量である時間遅延量付加工程と、を含むことを特徴とするスペクトル拡散通信方法。

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