特許
J-GLOBAL ID:200903085555244704
エフロレッセンス溶剤およびその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-049546
公開番号(公開出願番号):特開平10-212180
出願日: 1997年01月27日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】モルタルなどのアルカリ性のコンクリート製品等の表面に発生した、炭酸カルシウムを主成分とするエフロレッセンスをアルカリ性の下で、かつ製品等の素地を傷めないで迅速に溶解除去する。【解決手段】EDTA等を水に溶かしてこれをアルカリ性化し、次にホウ酸アンモニウムなどとこれらによる溶解速度促進剤としてシクロデキストリンまたは二糖類以下の単糖分子をもつ糖を加え、更に水溶液全体で苛性アルカリが5%以下となるように水酸化カリウムを添加するか、またはケイ酸のアルカリ金属塩若しくはアミン類を加えたものを本発明品であるエフロレッセンス溶剤として使用する。本発明品は、エフロレッセンス発生箇所に塗布などをして使用し、自然乾燥または強制乾燥させる。
請求項(抜粋):
エチレンジアミン四酢酸を溶かした水に、アンモニアガス、又はアンモニアを含有した水溶性のアルカリ性溶液を水溶液全体がアルカリ性を呈するまで添加した混合溶液に、ホウ酸アンモニウムを溶解するか、ホウ酸を酸性を呈するまで溶解して再び水溶液全体がアルカリ性を呈するまでアンモニアガス、又はアンモニアを含有した水溶性のアルカリ性溶液を加え、かつホウ酸アンモニウムによるエフロレッセンスの主成分炭酸カルシウムの溶解速度促進剤としてシクロデキストリンまたは二糖類以下の糖を添加し、更にエフロレッセンス成分の一つであるα-石英を溶解する目的で、水酸化カリウムを含有させたエフロレッセンス溶剤。
IPC (4件):
C04B 41/72
, B08B 3/08
, C07C229/16
, C11D 7/50
FI (4件):
C04B 41/72
, B08B 3/08 Z
, C07C229/16
, C11D 7/50
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