特許
J-GLOBAL ID:200903085584958503
内燃機関の排気還流制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-269876
公開番号(公開出願番号):特開平8-128361
出願日: 1994年11月02日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 ディーゼル機関の排気還流制御装置にあって、加速スモークが再循環されるなど、加速スモークが過大に発生されることを抑制する。【構成】 排気還流制御装置は、機関1の排出ガスの一部を同機関1の吸気系に再循環させるための導管15及び17と、該導管を介した排出ガスの再循環量を調節する排気還流制御弁11とを有して構成される。電子制御装置40では、機関1の負荷及び回転数に基づき上記制御弁11の調節量についての基本指令値を算出する。そしてこの基本指令値の変化に基づき、当該制御系の応答遅れを補償するためのゲインK1及び時定数Tc1、並びに上記制御弁11に駆動指令が与えられてから同制御弁が動作を開始するまでのムダ時間を補償するためのゲインK2及び時定数Tc2を算出して、同基本指令値を補正する。上記制御弁11は、この補正した指令値に基づきオーバーシュート駆動される。
請求項(抜粋):
内燃機関の排出ガスの一部を同機関の吸気系に再循環させるための還流通路と、該還流通路を介した前記排出ガスの再循環量を調節する還流制御弁と、内燃機関の負荷並びに回転数に基づいて該還流制御弁の調節量についての基本指令値を算出する基本指令値演算手段と、該算出される基本指令値の変化に基づき、前記還流制御弁が動作を開始してから目標とする調整量に達するまでの応答遅れ時間を補償するための第1のゲイン及び第1の時定数を算出する遅れ補償量演算手段と、同じく基本指令値の変化に基づき、前記還流制御弁に駆動指令が与えられてから同制御弁が動作を開始するまでのムダ時間を算出するムダ時間演算手段と、該算出されるムダ時間に基づいて同ムダ時間を補償するための第2のゲイン及び第2の時定数を算出するムダ時間補償量演算手段と、これら算出される基本指令値と、第1及び第2のゲインと、第1及び第2の時定数とに基づいて、前記還流制御弁の調節量についての補正量を算出する補正量演算手段と、前記基本指令値をこの算出される補正量にて補正した値にて前記還流制御弁を駆動する駆動手段と、を具えることを特徴とする内燃機関の排気還流制御装置。
IPC (3件):
F02M 25/07 570
, F02M 25/07 550
, F02M 25/07
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