特許
J-GLOBAL ID:200903085588008771

加工性に優れた高張力鋼板及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 植木 久一 ,  小谷 悦司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-307214
公開番号(公開出願番号):特開2005-076078
出願日: 2003年08月29日
公開日(公表日): 2005年03月24日
要約:
【課題】 強度、全伸び、及び伸びフランジ性(穴広げ率)のバランスをさらに高いレベルで満足することのできる技術を確立することにある。【解決手段】 上記課題を解決することのできた鋼板は、母相組織と第2相組織とを有しており、前記母相組織は少なくとも焼戻しマルテンサイト又は焼戻しベイナイトを構成組織とし、前記第2相組織は残留オーステナイトを構成組織とする。そして残留オーステナイトは5〜40体積%となっている。また母相組織を挟んで対向する第2相組織間の最大距離を光学顕微鏡写真に基づいて測定したとき、該最大距離が8μm以下となっている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
母相組織と第2相組織とを有し、前記母相組織は少なくとも焼戻しマルテンサイト又は焼戻しベイナイトを構成組織とし、前記第2相組織は残留オーステナイトを構成組織とするものである鋼板であって、 (1)該鋼板はC:0.10〜0.6質量%、Si+Al:0.1〜2質量%、Mn:1.0〜3質量%、P:0.02質量%以下(0質量%を含まない)、及びS:0.03質量%以下(0質量%を含まない)を含有しており、 (2)残留オーステナイトは5〜40体積%であり、 (3)母相組織を挟んで対向する第2相組織間の最大距離を光学顕微鏡写真に基づいて測定したとき、該最大距離が8μm以下となっていることを特徴とする加工性に優れた高張力鋼板。
IPC (4件):
C22C38/00 ,  C21D9/46 ,  C22C38/06 ,  C22C38/58
FI (4件):
C22C38/00 301S ,  C21D9/46 G ,  C22C38/06 ,  C22C38/58
Fターム (21件):
4K037EA01 ,  4K037EA06 ,  4K037EA07 ,  4K037EA09 ,  4K037EA11 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EA36 ,  4K037FG01 ,  4K037FJ00 ,  4K037FJ02
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)

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