特許
J-GLOBAL ID:200903085588437788
治療用の修飾サイトカイン
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小野 由己男 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-530545
公開番号(公開出願番号):特表2000-506835
出願日: 1997年02月14日
公開日(公表日): 2000年06月06日
要約:
【要約】本発明の目的は、サイトカインを治療的に使用するための新しい方法と新しい製品である。この方法は、特別な病理的標的に到達できる成分A(例えばビオチン化抗体)、第2の成分B(例えばアビジン)、さらに続いて成分Bに結合できてサイトカインとコンジュゲートしている成分(成分C、例えばビオチン)の連続的投与に基づくものである。本方法により、修飾サイトカイン(C-サイトカイン)の局所濃度を人工的リセプターBとの相互作用により上げることができ、人工的リセプターにより仲介される局所的生物学的応答を引き起こす事ができる。
請求項(抜粋):
請求項1 以下の成分を含む、連続治療に対する組み合わせ調剤の形での薬学的組成物:a)少なくとも3組みからなるリガンド/抗リガンド/リガンド系のリガンドとコンジュゲートした抗病理学的標的化合物;b)化合物a)のリガンドに相補的な抗リガンド;c)抗リガンドb)に相補的なリガンドとコンジュゲートしたサイトカイン、但しリガンド/抗リガンド/リガンド相互作用はサイトカインとその天然リセプターとの間の親和力よりも少なくとも一桁高い親和力により特徴づけられている。請求項2 ビオチンがリガンドであり、アビジン、ストレプトアビジンまたはニュートラビジンが抗リガンドである、請求項1による組成物。請求項3 化合物a)とサイトカインの両方がビオチンとコンジュゲートされており、アビジン、ストレプトアビジンまたはニュートラビジンが成分b)である、請求項1または2による組成物。請求項4 抗体が抗病理学的標的である、前述の何れかの請求項による組成物。請求項5 抗体がモノクローナル抗体である、請求項4による組成物。請求項6 抗体が腫瘍抗原に対する抗体である、請求項4または5による組成物。請求項7 腫瘍壊死因子(TNF)がサイトカインである、前述の何れかの請求項による組成物。請求項8 腫瘍壊死因子がビオチン化されている、請求項7による組成物。請求項9 腫瘍壊死因子がアミノ末端でビオチン化されている、請求項8による組成物。請求項10 アミノ末端でリガンドとコンジュゲートしている腫瘍壊死因子。請求項11 リガンドが1番めの残基のα-アミノ基とコンジュゲートしている、請求項10による腫瘍壊死因子。請求項12 ビオチンがリガンドである、請求項10または11による腫瘍壊死因子。請求項13 ビオチン化蛋白質の蛋白質またはフラグメントがリガンドである、請求項10または11による腫瘍壊死因子。請求項14 腫瘍壊死因子とビオチン-6-アミノカプロイル-N-ハイドロキシサクシミドとのpH5.5から7.5の間での反応を含む、請求項10から13の腫瘍壊死因子の調製方法。請求項15 ビオチン化及び非ビオチン化腫瘍壊死因子からのサブユニットを1:3の割合で4°C、24から72時間混合することにより得られる、ビオチン化腫瘍壊死因子。
IPC (3件):
A61K 39/385
, A61P 35/00
, A61K 39/395
FI (4件):
A61K 39/385
, A61K 31/00 635
, A61K 39/395 L
, A61K 39/395 T
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