特許
J-GLOBAL ID:200903085594653387
フッ素含有廃水の処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅野 中
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-113323
公開番号(公開出願番号):特開平6-320168
出願日: 1993年05月14日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】 高濃度のフッ素含有廃水を排出基準値以下まで処理するにあたり、汚泥発生量を低く抑える。【構成】 高濃度のフッ素含有廃水にAl,Naを作用させ、大部分のフッ素を氷晶石として固定化除去し、残存フッ素を硫酸アルミニウムにより凝集処理する。発生した凝集汚泥は、酸性で溶解し、氷晶石生成用のAl源として再び濃厚なフッ素含有廃水の処理に用いる。【効果】 凝集汚泥は再利用されるので事実上発生しない。
請求項(抜粋):
フッ素除去処理工程と高度処理工程と再生処理工程とを有するフッ素含有廃水の処理方法であって、フッ素除去処理工程は、高濃度のフッ素含有廃水に、アルミニウムイオンとナトリウムイオンを作用させることにより、氷晶石を生成させ、廃水中の大部分のフッ素を固定して廃水中より除去する処理であり、高度処理工程は、大部分のフッ素が除去された廃水に、可溶性アルミニウム塩を溶解し、これを中和することにより生成する不溶性のゲル状水酸化アルミニウムに、廃水中に残存するフッ素を吸着させて共沈除去する処理であり、再生処理工程は、前記フッ素を吸着したゲル状水酸化アルミニウムを、酸性あるいはアルカリ性で溶解し、これをフッ素除去処理工程の氷晶石生成処理に用いるアルミニウム源として再生する処理であることを特徴とするフッ素含有廃水の処理方法。
IPC (4件):
C02F 1/58 ZAB
, C02F 1/28 ZAB
, C02F 9/00 ZAB
, C02F 1/52 ZAB
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