特許
J-GLOBAL ID:200903085601625351

トンネルのコンクリート覆工における妻型枠装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 清明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-185157
公開番号(公開出願番号):特開平5-010095
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 掘削した壁面にコンクリート覆工を行う妻部分よりコンクリートの流出を防止し、確実にコンクリートの打設を行う。【構成】 自走台車の前方に取付けた俯仰・伸縮自在なブームの先端部に、トンネル断面の内周面より小さい形状をし、折り畳み可能なレールフレーム2を取付ける。これに沿わせて型枠移動用ガイドレール4をセットし、このレール上をトンネル断面の半径方向に移動する型枠65を自走可能に設ける。前記型枠65に複数のシリンダ71を放射方向に隣接する。それと共に、このシリンダ71の作動にてトンネルの地山に対し接離方向に動く出没フレーム72を各シリンダに備え、この各出没フレームの地山と対向面に弾性体73を配設する。この出没フレーム72には弾性体73の背面で、かつ打設コンクリート圧を支持するエアーバルクヘッド74を設ける。
請求項(抜粋):
トンネル工事におけるコンクリート覆工において自走台車の前方に取付けた俯仰・伸縮自在なブームの先端部に、トンネル断面の円弧形の内周面より小さい円弧形の形状をし、かつ折り畳み可能なレールフレームを取付け、これに沿わせて型枠移動用ガイドレールをセットし、このレール上をトンネル断面の半径方向に移動可能とした型枠部分を自走可能に設けたコンクリ-ト覆工装置において、前記型枠の円弧形をなした移動可能な型枠部分に複数のシリンダを放射方向に隣接すると共に、このシリンダの作動にてトンネルの地山に対し接離方向に動く出没フレームを各シリンダに備え、かつ各出没フレームの地山と対向面に弾性体を配設し、さらにこの出没フレームには弾性体の背面で、かつ打設コンクリート圧を支持するエアーバルクヘッドを設けて妻型枠を構成することを特徴とするトンネルのコンクリート覆工における妻型枠装置。

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