特許
J-GLOBAL ID:200903085609104067

走査線変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-000785
公開番号(公開出願番号):特開平9-191450
出願日: 1996年01月08日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 ノンインターレース画像をインターレース画像に変換する際に発生するフリッカを除去するとともに、垂直方向の解像度も確保する。【解決手段】 入力されたノンインターレース画像の垂直低域成分と垂直高域成分(フリッカ成分)を分離する。上記分離された垂直高域成分より視覚上フリッカの目立たない解像度成分を分離し、加算回路を用いて垂直低域成分に上記解像度成分を加算する。そして、加算回路より出力される1フレーム単位のノンインターレース画像より所定のラインを間引くことにより1フィールド単位のインターレース画像を構成する。
請求項(抜粋):
1フレーム単位で入力されるノンインターレース画像を1フィールド単位のインターレース画像に変換する走査線変換装置において、入力されたノンインターレース画像の垂直高域成分と垂直低域成分とを分離する第1の周波数分離手段と、上記ノンインターレース画像の垂直高域成分から垂直高域-水平高域成分と垂直高域-水平低域成分とを分離する第2の周波数分離手段と、上記入力されるノンインターレース画像の水平方向の直流成分を検出する第1の直流検出手段と、上記第1の直流検出手段の出力に基づき上記垂直高域-水平低域成分の振幅を変換する第1の振幅変換手段と、上記第1の周波数分離手段で分離された垂直低域成分と上記第2の周波数分離手段で分離された垂直高域-水平高域成分、および上記第1の振幅変換手段の出力を加算する加算手段を有し、上記第1の振幅変換手段で上記垂直高域-水平低域成分の振幅を変換する際、上記第1の直流検出手段で直流が検出された場合には少なくとも上記垂直高域-水平低域成分の逆特性を与えて出力するように構成するとともに、上記加算手段より出力される1フレーム単位のノンインターレース画像より所定のラインを間引くことにより1フィールド単位のインターレース画像を生成するように構成したことを特徴とする走査線変換装置。

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